信じるか信じないかは貴方次第「神尾哲男」の死に際とは?
この記事では神尾哲男の晩年と死に際について解説していきます。
「神尾哲男」とは?簡単に説明
2017年3月に発売された『がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事』全2巻が代表作として知られています。
末期癌を患いながらもそれを食生活の改善で治した事がセンセーショナルな記事として取り上げられた事で有名。
本業はフレンチシェフであり、自己の癌克服経験則を交えて食事療法を経験則で話した内容は多くの癌患者に希望を与え、テレビなどのメディアにも出演していました。
「神尾哲男」の晩年
癌患者に対する希望となるべく、経験則をレシピ化した『奇跡のシェフ』を16年4月に出版、次いで『がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事』を17年3月に出版に出版すると大きな話題を呼ぶことになりました。
その一方で、前立腺癌の10年相対生存率は84. 4%、またステージ4でも10年生存率が40%を越える予後の良く、進行の遅い癌である事から、間違った食事療法に対する警鐘の声も挙がっていたのは事実です。
しかし17年3月に著書を出版してすぐに訃報が飛び込んできました。
「神尾哲男」の死に様
2017年5月4日、群馬県前橋市内の入院先で逝去。
65歳没。
死因は特定されていませんが、2003年に患った前立腺癌の憎悪によるものだと推測されます。
「神尾哲男」の死に様の信憑性
当然ながら医学界からは辛辣な目で見られていたのは間違いないと言えるでしょう。
食事療法だけで末期癌、ステージ4は治らないと批判する意見も多々挙がっていました。
特にステージ4の中でも前立腺癌の生存率は予後の悪い膵臓癌などに比べたら顕著な差がある事が問題提起されています。
また放射線治療や抗癌剤治療も併用していた事を挙げいる方も多く見られました。
根拠のない食事療法はダイエットなどでも危険なのは明らかであり、間違った民間療法に対して数字で反論する医学関係者の方も多かったのは間違いありません。
またマクロビオティックで当初結果が出なかった否定的な見解があったため、そちらからも反論を受けていたのは間違いないと言えます。
まとめ
2017年5月4日、群馬県前橋市内の入院先で逝去。
65歳没。
死因は公表はされていないもの前立腺癌の憎悪によるものだと思われます。
長く末期前立腺癌に苦しんだ「三波春夫」氏は70を過ぎて告知され、保存療法で7年の延命に成功したのは有名な話。
前立腺癌ステージ4の10年生存率は40%を越える事もあり批判的な記事も散見されています。
神尾氏の死の意義としては末期癌=余命幾何ではない事を改めて認識させる機会となったと言っていいでしょう。