この記事では、「矢吹健」の晩年や最期を分かりやすく説明します。
「矢吹健」とは?
矢吹健とは、ハスキーでため息交じりのミスティーボイスで有名な歌手です。
1968年に「あなたのブルース」で歌手デビューを果たすと、累計で150万枚を突破する大ヒット曲となりました。
日本レコード大賞新人賞や日本有線大賞新人賞なども受賞しています。
続いて「真っ赤な夜のブルース」や「うしろ姿」等をリリースし人気歌手の仲間入りを果たしました。
「矢吹健」の晩年
矢吹健は晩年、芸能界からは遠ざかっていました。
人気歌手となった後もコンスタントにシングルをリリースし続けましたが、ヒット曲には恵まれず人気も低迷していきます。
キャバレーやスナックで営業を行う暮らしを続けていました。
そして、1999年に一人息子を病気で喪うという悲劇に見舞われます。
それを悲しんだ妻も亡くなり、相次いで家族を亡くしてしまったのです。
妻は自殺と考えられています。
妻が亡くなる1年程前に矢吹健は脳梗塞を起こしており、生まれ故郷である山梨でリハビリ生活をしていたといいます。
妻とは別居していました。
家族を亡くしてから生活が荒れ、アルコール依存症や糖尿病を患います。
元々酒癖は良くなかったといいますが、さらに酒量が増えてしまいました。
すっかり気落ちして、仕事への意欲も失っていたといいます。
「矢吹健」の死に様
矢吹健は、2015年1月19日に亡くなりました。
享年69です。
自宅のアパートで死去していたのを発見されたのです。
発見したのは、宅配弁当を届けにきた業者のスタッフでした。
2005年頃から家賃4万円のアパートにずっと住んでいたようです。
一人暮らしでした。
「矢吹健」の死に様の信憑性
矢吹健の死因については、はっきりとは分かっていません。
妻と息子を喪ってからは不摂生な生活を送っていたようで、冷蔵庫にはアイスクリームがいっぱい詰まっていたといったエピソードもあります。
喫煙習慣もありました。
アルコール依存症や持病の糖尿病により亡くなったとも考えられます。
ただし、亡くなる1週間前には元気そうに外出していたという話もあり、急な死であったことが伺えます。
まとめ
矢吹健は晩年、妻と息子を相次いで亡くしています。
気落ちして、生活はすっかり荒れてしまいました。
アルコール依存症や糖尿病を患っていたといいます。
そして、自宅のアパートで亡くなっているところを発見されました。
享年69です。