改めて特撮のスタントはガチを証明「野辺大地」の死に際とは?
この記事では野辺大地の晩年と死に際について解説していきます。
「野辺大地」とは?簡単に説明
『JAE』ジャパンアクションエンタープライズの試験に合格して46期生として入門すると着実にキャリアを積み上げておきました。
平成の仮面ライダーシリーズならびにスーパー戦隊シリーズで着実に出番を増やしています。
また舞台と脱出ゲームの組み合わさった新機軸のエンターテイメント『鋼鉄のカバネリ2. 5escape stage』にも参加。
いわゆる東映特撮以外にも活躍の場を拡げつつありました。
「野辺大地」の晩年
平成仮面ライダー19作品目にあたる『仮面ライダービルド』に出演。
3作連続の出演となっていました。
とはいってもまだまだ駆け出しであり、主人公の「仮面ライダービルド」や前作の主人公「エクゼイド」「ゴースト」は演じていません。
基本的に戦闘員、そしてたまに怪人役を演じていました。
ビルドでは第23話から登場した「エンジンブロス」を演じており、8月からの『仮面ライダージオウ』では更なるステップアップを目指して研鑽を積んでいたものと思われます。
「野辺大地」の死に様
2018年6月14日5時40分に逝去。
21歳没。
死因は頭部を強くうった事によるものと後日発表されました。
「野辺大地」の死に様の信憑性
昭和の特撮撮影が危険だった事は『仮面ライダーV3』の「宮内洋氏」や『仮面ライダーX』の「速水亨」氏ら歴代ライダーが語っている通りです。
また『仮面ライダー1号』の「藤岡弘、」も自分達の代わりに何にも名前のないスタントマンが亡くなっている事を明らかにしていました。
現在は消防法で火薬量の制限や命綱無しにロープウェイのカーゴの上でアクションする等、無茶苦茶な事は無くなっています。
それだけに野辺氏の死は不運な事故だと言っていいでしょう。
例年行われている夏合宿に参加。
高さ15メートルのホテルの屋上から落下し、縦5横7厚さ2. 5メートルのエアマットの上に落下するアクション訓練をしていたとされます。
背中から落ちて受け身は取れていた様ですが、3回目の落下後に足元がおぼつかなくなったため、同僚数人が横に寝かせたもの意識を失ってしまいました。
その後緊急搬送されてICUでの治療が施されたもの、翌日帰らぬ人になっています。
マットの耐用基準に安全マージンが取られており、今回の倍の高さ30メートルの高さからでも安全を確保できるものだったとされています。
また野辺氏はこの訓練を行うのは初めてではなく、前年6月には同じ訓練の様子をツイッターで公開もしていました。
そして40人以上が参加、全員が2回以上この訓練をこなしている事から事件性はないものとされています。
受け身の失敗で頭から落ちた等の目撃談も挙がっていないため、偶発的な不慮の事故だと言わざるをえません。
まとめ
2018年6月14日5時40分に搬送先の病院で逝去。
21歳によるものでした。
13日午前のアクション訓練を消化。
3度目の落下後に意識を失い緊急搬送され、翌日に亡くなりました。
死因は背中からの受け身を取った際に偶発的に頭部を強打してしまったことによるもの。
一度は立ち上がっており、不自然な落下だった証言はされていません。
マットは安全マージンを確保しており、今回の倍30メートルからの落下でも安全を確保できる仕様のものだったとされます。
仮面ライダーに出演と報じられていますが、キャリア数年で主役を演じる事ができる程甘い世界ではなく、基本的に戦闘員、稀に怪人を演じていたそうです。