記念すべきスーパー戦隊第1弾の司令官「東千代之介」の死に際とは?
この記事では東千代之介の晩年と死に際について解説していきます。
「東千代之介」とは?簡単に説明
『銭形平次』の「大川橋蔵」『笛吹童子』の「萬屋錦之介」『炎上』の「市川雷蔵」の諸氏と『ニスケニゾウ』と呼ばれ、東映チャンバラ映画黄金期を築きあげた人物です。
時代劇やホームドラマ以外では当時大人気のNHKアナウンサー「鈴木健二」氏司会の『クイズ面白ゼミナール』での活躍が印象的だと言えるでしょう。
チームキャプテンとして活躍、同番組で名前を覚えた方も多いはずです。
またスーパー戦隊第1弾『バトルフィーバーJ』の倉間鉄山司令官で出演したのは大物俳優が子供番組に出演した事で反響を呼んでいます。
「東千代之介」の晩年
1990年は念頭から多忙であり、1月公開の映画『ZIPANG』では徳川家康で流暢な三河弁を披露。
秋にはNHK連続テレビ小説『京、ふたり』、そして「ビートたけし」「緒形拳」両氏のダブル主演で話題になった年末スペシャルドラマ『忠臣蔵』に吉良上野介役で出演しています。
その疲れが出たのか翌1991年は体調を崩して左腎臓を摘出する事になってしまいました。
手術後復帰を果たすも今度は脳梗塞を発症して倒れてしまいます。
一命こそ取り留めたもの、同病によるダメージは大きく左半身に麻痺の後遺症が残ってしまいました。
腎臓摘出から復帰を果たし順調に仕事の数を増やしていただけに大きなショックになったのは間違いないでしょう。
実質的に俳優生活は引退。
表舞台から姿を消しました。
その後は日本舞踊の家元として1000人以上の弟子をとり、育成に尽力していたそうです。
「東千代之介」の死に様
2000年11月9日5時33分、東京都新宿区の現JCHO東京新宿メディカルセンター、旧東京厚生年金病院で逝去。
74歳没。
死因は左心不全かつ慢性腎不全によるものです。
「東千代之介」の死に様の信憑性
一般的に心不全で逝去した場合の訃報記事では左、右、両心不全と3つの種類を区別せずに一括りで心不全とする事がほとんどです。
また心不全は病気でなく状態を指すのは既知の通り。
それゆえに慢性腎不全を伴って左心不全と死因が記載されている東氏の訃報記事はそれだけでも信憑性の高さを感じる事ができるはずです。
闘病の経緯は1991年に左腎臓を摘出すると1993年には脳梗塞を患ってしまいます。
同病の後遺症で左半身に麻痺が残り実質的に役者活動からはフェイドアウト。
2000年10月16日から検査のため入院するも思った以上に長引く事になりました。
11月8日朝に容態が急変。
そして翌朝力尽きて亡くなっています。
まとめ
2000年11月9日5時33分、東京都新宿区の東京厚生年金病院にて死去。
74歳没。
死因は左心不全と慢性腎不全によるものだと公表されています。
91年に左腎臓摘出跡、93年に脳梗塞を発症。
後遺症が残ってしまい、実質的に俳優を引退する形になりました。
俳優を実質引退した後は若頃にとった杵柄を活かして日舞若菜流の家元として活躍。
1000人以上の弟子を抱え、育成に力を注いでいたそうです。
