イケメン踊る指揮者「スマイリー小原」の死に際とは?
この記事ではスマイリー小原の晩年と死に際について解説していきます。
「スマイリー小原」とは?簡単に説明
長身のイケメン、そしてハーフを思わせる顔立ちで60年代から70年代末までの音楽シーンではお馴染みの人物だと言っていいでしょう。
その風貌から甘い声をイメージさせますが、特徴のあるハスキーボイスの持ち主として有名。
50代前後の方にとっては「キャンディーズ」や「リリーズ」「太田裕美」諸氏の名曲の間奏で「スマイリー小原とスカイライナーズ」の名前に出てきていたのを覚えている方も多いと思われます。
「スマイリー小原」の晩年
1983年に「スマイリー小原とスカイライナーズ」を解散、活動25年の歴史に終止符をうっています。
実際の視聴者側の印象は1978年に人気絶頂期に引退した『キャンディーズ』とともに見る機会が減ったといったところでしょうか。
実際には強大な帝国とよく比喩された所属事務所の渡辺プロの影響力低下や歌番組の減少、それに伴うビッグバンドの需要減なども背景にあったはずです。
また専属バンドを採用する歌手も増えてくるなど背景は多々あったのが事実でしょう。
バンド引退後は喫茶店やクラブを経営していたとされます。
「スマイリー小原」の死に様
1984年4月30日に逝去。
63歳没。
死因は不明、ほとんど情報が公開されていません。
「スマイリー小原」の死に様の信憑性
スカイライナーズ解散後は一線を退き、喫茶店やクラブの経営に専念していたとされます。
しかしその実は少し違います。
横浜市中区山手の自宅に喫茶店を古くから構えており、夫人がマスターとして切り盛りしていたのが事実と言えるでしょう。
所属事務所の「渡辺プロ」は福利厚生がしっかりしており、所属タレントが厚生年金に加入している事で有名です。
そのため悠々自適の生活を過ごしていたと思われます。
スカイライナーズ解散から亡くなるまでの期間が短いため、解散の理由にスマイリー氏の体調不良。
重篤な病気に罹患していた可能性もありえますが、情報がないため推測にしかすぎません。
まとめ
1984年4月30日に逝去。
63歳没。
死没地、死因など含めて公表されていません。
ただ「スマイリー小原とスカイライナーズ」は活動25周年である前年に解散。
大して間も置かず翌年に亡くなっているため、既に体調を崩していた可能性も高いと言えるでしょう。
渡辺プロから独立するタレントが続出したのに加え、良く番組で共演していた「キャンディーズ」の引退。
レギュラーの『ドレミファドン』も降板したため、79年以降はテレビで姿を見る機会は減っていました。
また時代の流れとして歌番組の減少、ビッグバンドの需要減、歌手が専属バンドを雇用する時代に移行しつつありました。
一線を退いた後は喫茶店やクラブの経営をしていたとする記事が多く見られます。
しかし実際にはスカイライナーズ解散前から喫茶店やクラブは運営していたのが事実だと言っていいでしょう。
