「ジョー山中(じょーやまなか)」とは?
ジョー山中の晩年とその死に様について信憑性も含め以下に詳しく解説します。
「ジョー山中」とは?簡単に説明
ジョー山中は日本のミュージシャン・俳優ですが、子供の頃から喧嘩の強い少年で、金平(現・協栄)ジムからスカウトされてボクサーだった経歴もあります。
ミュージシャンとしては3オクターブの声の持ち主と言われ、ライブ活動を中心に幅広く活動しています。
また、1977年の映画「人間の証明」での俳優としての出演と担当した主題歌「人間の証明のテーマ」で一躍有名になっています。
「ジョー山中」の晩年
ジョー山中の晩年はがんとの闘いの毎日でした。
山中は2010年2月に胸の痛みを感じ、検査の結果、肺がんが発見されてステージ3と診断されます。
しかし歌手の山中は歌えなくなることを危ぶんで手術はせずに放射線治療と抗がん剤投与による治療を選択し、受けていました。
同3月には自分のホームページで肺がんを公表すると同時にファンに対して必ず復帰することを誓い、がんと闘う姿勢を見せています。
闘病生活当初の経過は順調で、同6月には退院して自宅療養となり、同8月には山中の支援ライブにも参加していました。
また、2011年3月には東日本大震災の被災者に対して募金活動するなど、闘病中とは思えないほど積極的に支援活動を行なっていました。
しかし、2011年7月になってから横須賀市内の病院に再度入院します。
1年前に肺がんを公表してからも入退院を繰り返していましたが、ここに来て急に体調が悪化したようです。
「ジョー山中」の死に様
2011年7月21日に行なわれた俳優の原田芳雄の通夜の席で内田裕也は「(ジョー山中が)重体で大変なんだ」と山中の現状を明かしています。
7月に入院してから予断を許さない状態が続き、7月下旬には一時心肺停止状態となって集中治療室にも入っています。
この危機も何とか脱しますが、2011年8月7日に容体が急変します。
医師団が懸命に心臓マッサージを行ないますが、同日午前6時56分、肺がんのため神奈川県横須賀市の病院で眠るように息を引き取りました。
64歳でした。
「ジョー山中」の死に様の信憑性
ジョー山中の死去は入院先の病院内であり、その死に様は上述した通り詳細に伝わっていることからも信憑性は高いと言えます。
また、眠るように息を引き取る様子を聡子夫人や子供たちが看取っています。
そして神奈川県内の自宅に無言の帰宅をし、この日は家族だけでひっそりと密葬が営まれたとのことです。
まとめ
「人間の証明のテーマ」で有名なジョー山中は2011年8月7日に肺がんのため、神奈川県横須賀市内の病院にて64歳で亡くなっています。
