紫龍・小次郎・天津飯・斉藤一・ジャンプ黄金期の主人公のライバル役を多数演じた「鈴置洋孝」の死に際とは?
この記事では鈴置洋孝の晩年と死に際について解説していきます。
「鈴置洋孝」とは?簡単に説明
自分の好きな作品に登場したキャラクターを声優の代表作として挙げる方は多いでしょう。
しかし鈴置氏の場合は8割以上が『機動戦士ガンダム』シリーズのブライト・ノアを挙げるのではないでしょうか。
以降の『Zガンダム』『ZZガンダム』『逆襲のシャア』まで宇宙世紀シリーズは皆勤賞。
役柄の傾向としては当初は主人公を快く思っていない敵対するキャラクターを多く演じています。
『超時空要塞マクロス』のカイフン『ドラゴンボール』の天津飯『キャプテン翼の日向小次郎』はまさに代表格。
また初主役は『無敵鋼人ダイターン3』の波嵐万丈でした。
「鈴置洋孝」の晩年
晩年に大きなトラブルが発生しています。
『聖闘士星矢』ファンならずとも全アニメファンを激昂させる形になった声優交代問題です。
2005年のOVA『聖闘士星矢冥王ハーデス冥界編 前章』の収録を前に作者の「車田正美」氏が星矢役の「古谷徹」氏以外のメンバーの降板を要求。
その理由が声質が“劣化”しており、少年役を演じるのに値しないと挙げた事で鈴置氏含む4人が猛反発、さらにはファンをも巻き込む紛糾を呈する事になりました。
結局古谷氏も降板し、アニメのオリジナルメンバーは全員交代したことで事態は終息しましたが、程なくして病魔が鈴置氏を襲いました。
「鈴置洋孝」の死に様
2006年8月6日東京都杉並区の入院先で死去。
56歳没。
死因は肺癌によるものだとされます。
「鈴置洋孝」の死に様の信憑性
闘病生活について公表がほとんどされていないのは急死だからだと言っていいでしょう。
7月上旬に体調不良を訴えて、病院を受診。
検査の結果肺癌だと判明し、入院して治療に努めていました。
しかし翌8月6日に容態が急変して息を引き取っています。
元々ヘビースモーカーかつ無類のアルコール好きで知られており、禁酒はできても禁煙はしないと語っていたと言います。
まとめ
2006年8月6日東京都杉並区の入院先にて逝去。
56歳没。
死因は肺癌によるものでした。
7月上旬に体調不良で病院を受診したところ肺癌が確認されました。
入院して治療にあたるも6日の朝に容態が急変。
そのまま息を引き取っています。
闘病生活はほとんど公表されておらず、新聞の訃報欄でも簡単な事実しか書かれていませんでした。
その反面ネットニュースやSNSでは鈴置氏の死を悼むコメントが大量に寄せられており、06年の年間ニュースにその死が挙げられるほどでした。
ヘビースモーカーかつ無類のアルコール好きで知られており、どちらか1つを止めなくてはいけないなら、酒を止めると語るほどの愛煙家だったと言います。
喫煙が死因の肺癌罹患のリスクを高めてしまったのは言うまでもないでしょう。