この記事では、「高橋ひろ」の晩年や最期を分かりやすく説明します。
「高橋ひろ」とは?
高橋ひろとは日本のシンガーソングライターで、本名は高橋裕幸といいます。
財津和夫に誘われて、1987年にバンドのチューリップに加入しました。
チューリップ時代には「PRIMARY COLOR」や「Well」といったアルバムに携わっています。
ボーカルやキーボード、パーカッション等を担当しました。
チューリップ解散後には、ソロとしてデビューしています。
2枚目のシングル「アンバランスなKissをして」は、アニメの主題歌にもなりました。
「高橋ひろ」の晩年
高橋ひろは晩年、歌手としての活動よりも作曲家として活動することが多くなっていました。
アニメソングや舞台音楽、ジングルと呼ばれるテレビやラジオで番組の切り替わりに挿入される音楽などを手掛けていたようです。
歌手としての活動を縮小した背景には、所属していたレーベルのメディア・レモラスが解散したことがあります。
メディア・レモラスは主にアニメソングを手掛けていたレコード会社です。
高橋ひろの「アンバランスなKissをして」と「太陽がまた輝くとき」はアニメ「幽☆遊☆白書」のエンディングテーマに起用されており、メディア・レモラスで最高の売り上げを記録しています。
メディア・レは親会社であるポニーキャニオンに吸収される形で解散となり、高橋ひろはその後ポニーキャニオンに関連するコンテンツを手掛けました。
「高橋ひろ」の死に様
高橋ひろは2005年に、都内の病院で後腹膜腫瘍による多臓器不全で亡くなりました。
享年41です。
「高橋ひろ」の死に様の信憑性
高橋ひろが患っていた後腹膜腫瘍は、とても珍しい病気です。
後腹膜腔という領域に発生する腫瘍のことをいいます。
後腹膜腔は、胃や腸、肝臓などの臓器を包む膜の後ろ側にある領域です。
腫瘍には良性のものと悪性のものがあり、悪性の場合には周囲の臓器にダメージを与えながら大きくなったり異常に増殖したりします。
他の部位に転移することもあります。
発症する割合は10万人に1人といわれており、罹患するのはごく稀です。
初期段階だと症状がないことが多いので、見つかった時には悪化していることも少なくありません。
まとめ
高橋ひろは晩年、作曲家として楽曲提供などを行っていました。
後腹膜腫瘍という珍しい病気を患い、41歳という若さで亡くなっています。