この記事では、「菅井きん」の晩年や最期を分かりやすく説明します。
「菅井きん」とは?
菅井きんとは、数々の映画やテレビドラマ、舞台で名脇役として活躍した女優です。
1947年に劇団俳優座に入団し、1951年に「風にそよぐ葦」で映画デビューしています。
20代から老け役を演じることが多くありました。
菅井きんの代表作は必殺仕置き人シリーズで、主人公の中村主水の姑役として人気となります。
主水をいびる「婿殿!」というセリフが有名です。
また、テレビドラマ「家なき子」や「七人の女弁護士」等にも出演しています。
「菅井きん」の晩年
菅井きんは、80代になってからも女優業を続けていました。
2008年には、映画「ぼくのおばあちゃん」に主演しています。
昭和の時代の3世代一家を描いた映画で、人々の絆を綴った物語になります。
この作品で菅井きんは、世界最高齢の主演女優としてギネス世界記録に認定されました。
2010年にはNHKの大河ドラマ「龍馬伝」にも出演しています。
また、女優の北川景子主演の映画「瞬またたき」にも出演しており、老婦人の役を演じました。
私生活では映画プロデューサーの佐藤正之と結婚しており、娘を一人もうけています。
夫と死別後は娘夫婦と一緒に暮らしています。
孫や曾孫も生まれました。
「菅井きん」の死に様
菅井きんは、2018年8月10日に自宅で亡くなりました。
死因は心不全です。
享年92でした。
高齢者向け施設で療養していた時期もありますが、それは自宅で転倒して大腿骨折をしてしまったためです。
それをきっかけに自分の足で歩くことが難しくなり、リハビリには励んでいるものの女優として復帰するのは難しいと考えていたようです。
認知症ではないかという噂も流れましたが、本人が情報バラエティ番組に出て否定しました。
自宅では穏やかな暮らしを送っていたようです。
「菅井きん」の死に様の信憑性
菅井きんは92歳でしたが、亡くなる間際まで元気で暮らしていたようです。
大の愛煙家だったため、亡くなる2週間前まで煙草を吸っていたと家族が語っています。
最期は娘夫婦や孫など家族に見守られながら住み慣れた自宅で息を引き取っています。
まとめ
菅井きんは80代になっても女優業を続けていましたが、転倒して骨折したことをきっかけに女優としては引退状態となります。
自宅で家族と一緒に穏やかな生活を送っており、92歳で亡くなりました。