この記事では、「石岡瑛子」の晩年や最期を分かりやすく説明します。
「石岡瑛子」とは?
 石岡瑛子とは、グラフィックデザイナーやアートディレクターとして世界的に活躍した人物です。
 世界的アーティストからも指名されることが多く、そのデザインは高く評価されていました。
 代表作はフランシス・コッポラ監督の映画「ドラキュラ」です。
 舞台衣装を担当し、アカデミー衣装デザイン賞を受賞しています。
 また、マイルス・デイヴィスのアルバムジャケットのデザインを担当し、グラミー賞を受賞したこともあります。
「石岡瑛子」の晩年
 石岡瑛子は晩年も、精力的にデザイナーとしての活動を行っていました。
 2011年にはブロードウェイミュージカル「スパイダーマン」のコスチュームデザインを担当しています。
 ブロードウェイミュージカルの中でもかなり大掛かりな舞台で、史上最高額となる65億円もの予算が投じられたといわれています。
 石岡瑛子のデザインは斬新ですが、それを生み出すために徹底した調査を行い細部にまでこだわって作り上げていました。
 また、2012年に公開されたターセム・シン監督の映画「白雪姫と鏡の女王」の衣装を担当しています。
「石岡瑛子」の死に様
 石岡瑛子は2012年1月21日に亡くなりました。
 享年73です。
 死因はすい臓がんでした。
 映画「白雪姫と鏡の女王」が石岡瑛子の遺作となっています。
「石岡瑛子」の死に様の信憑性
 石岡瑛子の死因であるすい臓がんは、がんの中でも早期発見し早期治療を行うことが難しいといわれています。
 サイレント・キラーと呼ばれ、自覚症状がないままに進行していきます。
 胃や大腸のように内視鏡検査などでスクリーニング検査を行うこともできないのがすい臓です。
 そのため発見された時には、末期の状態であることが多くあります。
 石岡瑛子は亡くなる前年の2011年に、長年交際していたパートナーのニコ・ソウルタナキスと結婚しています。
 一緒に暮らしていて事実婚の状態でしたが、末期がんであることが分かり入籍したと考えられます。
 すい臓がんにより死を目前にして、正式に夫婦になることを決断したのでしょう。
まとめ
 石岡瑛子は晩年も映画やブロードウェイミュージカルの衣装を担当し、精力的に活動を行っていました。
 しかし、すい臓がんを患い亡くなります。
 亡くなる前年には長年のパートナーであるニコ・ソウルタキスと結婚しました。
 享年73です。



