この記事では、「大杉連」の晩年や最期について分かりやすく解説していきます。
「大杉連(おおすぎ れん)」とは?簡単に説明
「大杉連」は日本の俳優、タレントです。
変幻自在の演技力を評して「300の顔を持つ男」や「カメレオン俳優」とも称されています。
下積時代はピンク映画へ精力的に出演しており、1989年からはVシネマに多く出演し、生計を立てていました。
そして、40歳の頃に北野武監督作の「ソナチネ」に携わったことを契機に、映画界で一躍名を馳せるようになったのです。
多様なジャンルの映像作品に出演している他、俳優の域だけに留まらず、ナレーションやバラエティー番組などでも活躍の範囲を広げていました。
「大杉連」の晩年と最期
2013年には初冠番組「大杉連の連ぽっ」がBSフジにて放送開始、2017年には「ぐるナイ」の人気コーナー「ゴチになります」のレギュラーメンバーとなりました。
この「ゴチになります」では、番組史上初の2週連続ピタリ賞獲得という快挙を成しています。
2018年2月20日の深夜、主演していたドラマのロケ先のホテルで腹痛に襲われ、救急病院へと搬送されます。
病院に到着したときには重体となっており、集中治療後に容態が急変、翌日の2022年2月21日午前3時53分、急性心不全により67歳で息を引き取りました。
「大杉連」の死に様の信憑性
最期は家族やドラマ関係者、事務所関係者に見守られながら臨終を迎えたそうです。
葬儀や告別式は「大杉連」本人の生前の意向により、家族と近親者のみで行われ、2022年4月14日にお別れ会の「さらば!ゴンタクレ」が開催され、およそ1700人が参列しました。
当時の主演ドラマの共演者であり、最期も看取った「田口トモロヲ」や過去に何度も作品で共演していた「草彅剛」らが弔辞を述べました。
芸名の由来
「大杉連」の「連」という名前はフォークシンガー「高田渡」を父に持つスティールギター奏者「高田連」から拝借したものだと述べています。
まとめ
「大杉連」は「300の顔を持つ男」や「カメレオン俳優」とも称される俳優、タレントです。
長い下積みを経た後、北野武監督作品への出演がきっかけとなり、業界世間共に知名度を上げていきます。
晩年は俳優業以外の活動にも積極的に手を広げ、日本屈指のバイプレイヤーとなりました。
2018年当時、主演していたドラマのロケ先で体調に異変が起こり、同年2月21日の深夜に搬送された病院先で急性心不全により死去します。
享年67歳でした。