「佐藤蛾次郎(さとうがじろう)」とは？
佐藤蛾次郎の晩年とその死に様について信憑性も含め以下に詳しく解説します。
「佐藤蛾次郎」とは？簡単に説明
佐藤蛾次郎は映画「男はつらいよ」に柴又題経寺の寺男・源吉役でレギュラー出演している俳優としてお馴染みの人です。
若い頃はアフロヘア―が印象的だった個性派の名脇役で、吹替等の声優もつとめています。
「佐藤蛾次郎」の晩年
佐藤蛾次郎は2016年に妻で元女優の和子夫人を病気で亡くし、その後は一人暮らしをしていました。
子供は息子と娘がおり、長男は俳優の佐藤亮太です。
俳優業のかたわら妻や亮太と銀座でカラオケスナックを経営していましたが、コロナ禍の影響などもあって2020年に店は閉め、本業の芸能活動も最近は行なっていない状況だったようです。
「佐藤蛾次郎」の死に様
佐藤蛾次郎は2022年(令和4年)12月10日に東京都世田谷区の自宅で亡くなりました。
この日の午前10時過ぎ、佐藤を訪ねてきた息子の亮太が自宅の風呂に浸かったままの状態で動かなくなっている佐藤を発見、同25分ごろ救急に連絡しますが、その後現場で死亡が確認されています。
遺体には目立った損傷はなく、事件性は低いと見られています。
なお、佐藤の死因は公表されていませんが、所属事務所の発表によると虚血性心不全で78歳だったそうです。
寒い冬の日、暖かい部屋から寒い脱衣所へ行き、さらにいきなり熱い湯船に浸かる行動は弱った血管を急激に伸縮させて血圧が乱高下するため、ヒートショックが多発すると言われています。
よって虚血性心不全を引き起こした原因はヒートショックによる可能性が高いと見られています。
「佐藤蛾次郎」の死に様の信憑性
ヒートショックは65歳以上(特に75歳以上)の高齢者に多く、発生場所に暖房設備がなく、熱いお風呂を好む、長風呂しがち、飲酒後に入浴する人に多いようです。
また、心筋梗塞を起こしやすい人や糖尿病・高血圧・肥満の人、睡眠時無呼吸症候群・動脈硬化・不整脈がある人に起こりやすいと言われています。
佐藤には持病などの病気は無かったことですので、心筋梗塞、糖尿病、高血圧、肥満、睡眠時無呼吸症候群・動脈硬化・不整脈は該当しないようです。
しかし、季節は12月で、佐藤は78歳だったので、ヒートショックを起こす要因は持っていたことになります。
また、風呂に対する佐藤の嗜好は分かりませんが、大変酒好きだったようですので飲酒後に入浴した可能性はあります。
ただし、ヒートショックというのはあくまで可能性の想像であって、確証は全くありません。
まとめ
佐藤蛾次郎の死は残念ですが、最愛の妻・和子夫人を亡くしてからは寂しい一人暮らしを送っていたようなので、これでまた天国で再び会えたかと思うとよかったと思います。
