この記事では、「佐藤タカヒロ」の晩年や最期を分かりやすく説明します。
「佐藤タカヒロ」とは?
佐藤タカヒロとは山形県出身の漫画家で、「いっぽん!」や「バチバチ」といった漫画でよく知られています。
仙台デザイン専門学校を卒業後、上京して漫画家のアシスタントになりました。
その傍ら作品作りも行っており、週刊少年チャンピオン新人まんが賞に準入選しました。
2004年からは週刊少年チャンピオンで、「いっぽん!」の連載をスタートさせました。
柔道を題材にした漫画で、自らも柔道に取り組んでいた経験があります。
「佐藤タカヒロ」の晩年
佐藤タカヒロは、2009年から「バチバチ」という漫画を執筆しています。
相撲を題材にした漫画で、迫力満点の相撲の取り組みや心理描写により人気を集めます。
暴力事件によって各界を追放されてしまった力士の息子の鮫島鯉太郎が主人公で、諦めようとした相撲の世界に入り横綱を目指す姿を描いています。
「バチバチ」「バチバチBURST」「鮫島、最後の十五日」というシリーズ作品になっており、長期連載されました。
連載が始まる前は、あまり大相撲に詳しくなかったといいます。
前作の「いっぽん!」が終了してからなかなか次の作品が決まらなかったこともあり、編集者の提案によって描き始めたとされます。
また、執筆活動は故郷である山形で行っていました。
私生活では結婚しており、3人の子どもにも恵まれています。
学校行事には必ず参加する子煩悩な父親でした。
「佐藤タカヒロ」の死に様
佐藤タカヒロが亡くなったのは、2018年7月3日のことです。
死因は急性冠症候群で、享年41です。
山形県の酒田市内にある病院で息を引き取りました。
「鮫島、最後の十五日」は連載中でしたが、未完のままとなっています。
「佐藤タカヒロ」の死に様の信憑性
佐藤タカヒロの死因である急性冠症候群は、冠動脈にできたプラークが破裂して血栓ができ血液の流れが悪くなった状態のことをいいます。
不安定狭心症や急性心筋梗塞、心臓性突然死のことを指します。
喫煙や睡眠不足なども危険因子とされていますが、佐藤タカヒロは喫煙者だったといいます。
漫画家という職業柄、生活が不規則になることもあったと考えられます。
まとめ
佐藤タカヒロは、晩年も人気漫画「バチバチ」シリーズを執筆していました。
しかし、急性冠症候群によって急死しています。
まだ、41歳という若さでした。