「今いくよ(いまいくよ)」とは?
今いくよの晩年とその死に様について信憑性も含め以下に詳しく解説します。
「今いくよ」とは?簡単に説明
今いくよは人気女性漫才コンビ「今いくよ・くるよ」のうちの1人です。
相方の今くるよとは名前が似ていてよく混同されますが、細身で厚化粧なのが今いくよ、ふくよかな体形で派手な衣装なのが今くるよです。
高校の同級生でソフトボール部のチームメイトだった2人は昭和48年に初舞台を踏みます。
最初は全くウケない日々が続きますが、1980年代の漫才ブームで全国区の漫才コンビになり、女性漫才師の先駆け的存在となります。
1984年には上方漫才大賞、1986年には上方お笑い大賞を受賞するなど女性漫才コンビの大御所となっています。
「今いくよ」の晩年
今いくよは2014年9月に体調不良を訴えて大阪市内の病院で精密検査を受け、進行性の胃がんと診断されます。
手術は行なわず、入院して抗がん剤治療を行なっていましたが、同年11月5日に退院。
そして同年12月3日によしもと祇園花月に復帰出演しています。
もともと細身だったため大きな体形の変化は感じられませんでしたが、1日30本というヘビースモーカーにもかかわらず禁煙し、大好きだったビールも止めていました。
当初、「年を越すのも難しい」との見立てだったそうですが、こういった努力のお陰もあったようです。
しかし病気は完治したわけではなく、その後も抗がん剤治療を続けながら亡くなる17日前まで舞台に立ち続けていました。
最後の舞台となるのは2015年5月11日の大阪・なんばグランド花月での公演で、公演終了後に抗がん剤を変えるなど治療方針を話し合っている最中に容態が急変したことが原因です。
「今いくよ」の死に様
今いくよは2015年5月28日午後5時58分、入院先の大阪府内の病院で胃がんのため亡くなります。
67歳でした。
最後の舞台以降は自宅での療養生活となりますが、同月20日に自宅で腹痛を訴えると、府内の病院で検査を受け、そのまま入院します。
その日から相方の今くるよも付きっきりで看病しており、同月25日までは周りとも会話できる状態でした。
しかし、翌26日から意識が薄れ、最期は今くるよや弟ら親族が見守る中、息を引き取りました。
「今いくよ」の死に様の信憑性
今いくよは胃がんを告知された時から闘病生活はマスコミなどを通して認知されており、死に様にも不審な点はなく、信憑性はかなり高いでしょう。
今くるよの会見などからも闘病中の様子や臨終の様子などがよく伝わってきます。
まとめ
高校時代からの付き合いで、コンビ結成からも42年連れ添ったという2人は私生活でも仲が良く、一緒にいることが多かったようです。
仲の悪い漫才コンビも多い中、希少価値ともいえるベテラン女性漫才コンビがいなくなることは本当に残念です。