バラエティ番組などで人気のあった元セクシー女優の飯島愛は、36歳と言う若さで急逝しています。
今回はその死因について詳しく解説していきます。
「飯島愛」とは?簡単に説明
昭和47年に東京都江東区で生まれた飯島愛こと大久保松恵(おおくぼまつえ)は、元セクシー女優のテレビタレントです。
中学校在学中からディスコなどで夜遊びをしていた飯島は進学した高校をすぐに中退して、六本木でホステスの仕事をしていた際にスカウトされたことがきっかけでAV女優に転身することになります。
AVデビュー後にテレビの深夜番組「ギルガメッシュないと」にレギュラー出演したことで人気に火が付き、その翌年には歌手としてもデビューを飾っています。
平成12年に執筆した半自伝的小説である「プラトニック・セックス」は、映画化やテレビドラマ化もされたベストセラーで、このヒットをきっかけにして飯島のメディアへの露出は少しずつ増えていきました。
テレビタレントとしての人気を不動のものとしていた飯島でしたが、平成21年、肺炎により36歳で永眠しています。
「飯島愛」の死に様
平成20年12月24日、飯島愛は東京都渋谷区にある自宅マンションで亡くなっています。
連絡が途絶えていたため心配していた親戚の女性が飯島の自宅を訪ねた際に、すでに死亡し腐乱していた飯島の遺体を発見しています。
発見時はクリスマスイブで寒さが厳しい季節だったものの、遺体発見時には室内の暖房は作動していた状態で、室内の気温は大変高かったそうです。
飯島の遺体はリビングに設置されていた椅子の近くでうつ伏せになって倒れた状態で発見されており、室内からはハルシオンなどの睡眠薬とみられる複数の薬が発見されています。
検死の結果、死後1週間ほどが経過していたとみられており、死因は肺炎と公表されています。
「飯島愛」の死に様の信憑性
飯島愛は急死する前年に腎盂炎が悪化したことにより突如芸能界を引退しています。
引退してからわずか1年足らずで急死した飯島の突然の訃報により、その死因は「自殺」や「事故死」「薬物中毒死」に加えて「他殺」という噂まで飛び交っていました。
引退後はエイズや性感染症などに悩む子供たちへの支援などに力を注いでいた飯島でしたが、人気タレント時代に稼いだ蓄えは、自身の経理担当者に数千万円着服されてしまったことですでに無くなってしまっていました。
また、芸能界引退後は自宅マンション付近を深夜にふらついていたり、裸足のまま歩いている飯島の姿なども目撃されており、携帯電話を持って大声で口論していることもあったそうです。
死亡する1か月前には自身の運営しているブログ上で「1人じゃ生きていけない」などというコメントを書き綴っていた飯島の孤独死は、大変衝撃的なニュースでした。
「飯島愛」の小ネタ等
AV女優やセクシータレントなどがまだタブー視されていた時代にいち早く頭角を現した飯島愛の経歴は、当初は公然の秘密でした。
彼女はベストセラーの著書「プラトニック・セックス」において元AV女優としての経歴などを事細かくすべて公表しており、その衝撃的な内容は当時大変話題となりました。
まとめ
セクシータレントのパイオニアともいえる飯島愛は36歳と言う若さで永眠しています。
彼女の残した数多くのAV作品やテレビのバラエティ番組は、現在においても伝説と言えるほどの存在感を放っています。