二代目水戸黄門、ルパン三世のマモーを演じた西村晃の散り際とは?
この記事では「西村晃」の晩年と最期について解説します。
「西村晃」とは?簡単に説明
『水戸黄門』の二代目水戸光圀を代表作として挙げる方が多いと思われます。
引き継ぎ当初こそ先代「東野英治郎」氏と比較され、批判的意見を浴びたこともありますが、茶の間に馴染むに従い、高評価され最後は惜しまれつつ三代目「佐野浅夫」に引き継ぎがされています。
『水戸黄門』以前は縁者として悪役が多かったことが批判としてあげられますが先代東野氏も悪役が主体で見慣れない抵抗感によるものだったと言えるでしょう。
悪役として最も認知度の高いのは声優として。
『ルパン三世』の「マモー」役が現在では1番有名だと言えます。
「西村晃」の晩年
1983年から演じてきた水戸光圀役を意外な形で降板することになります。
それは最愛の妻である則子夫人を亡くしたショックからだと後に明かされました。
92年に『水戸黄門』降板後も時代劇ではTBS恒例の新春時代劇スペシャル『大忠臣蔵』で吉良上野介役、また現代劇では大ヒットドラマの続編『家なき子2』では物語の謎を握る男の影武者を熱演しています。
しかしこの数ヶ月後には食道がんが発覚。
手術でテレビ朝日の水曜ドラマを降板することになるのでした。
「西村晃」の死に様
1997年4月14日の夜、自宅で急性心不全を発症。
病院へ搬送されるも日付が変わった15日の朝6時30分に死亡が確認されています。
74歳没。
「西村晃」の死に様の信憑性
二代目水戸光圀として認知度が高い人物であり、その死は大きく報じられているため信憑性については疑いがないと言えるでしょう。
もっとも記事としては水戸光圀と並んで、元パイロットで学徒出陣で特攻隊員だった側面が大きく取り上げられることになりました。
また95年に食道がんの手術は行いましたが、予後は良好で死因となった心臓に関しても、特に問題はなかったようです。
遺作となったテレビ東京のスペシャルドラマ『黄落』の収録でも特段変わった様子は見られなかったと言います。
まとめ
「西村晃」は1997年4月15日6時30分に永眠しています。
74歳没。
死因は急性心不全によるものでした。
92年秋に代表作となった『水戸黄門』の「水戸光圀」を降板。
その後は95年春の『家なき子2』で『KinKi Kids』の「堂本光一」氏らと共演したことで『水戸黄門』を見ない若年層にも認知度を上げています。
それから数か月後に食道がんの切除手術を行っていますが、予後は良好でした。
死因の急性心不全に繋がるような持病や体調不良はなかったとされ、突然の訃報となったのは間違いありません。