ウルトラマンレオを倒した男!?
「蟹江敬三」の散り際とは?この記事では蟹江敬三の晩年と最期について解説します。
「蟹江敬三」とは?簡単に説明
若い頃、晩年のテレビでの活躍から名バイプレーヤーとして記憶している方は多いでしょう。
また50代前後の方には『スケバン刑事2』の西脇が印象深いと思われます。
若い時分には日活ロマンポルノでの演技が評価される一方で『ウルトラマンレオ』にて「円盤生物ブニョ」の人間体を演じて、レオをノコギリでバラバラに惨殺。
遺体を墓場に捨てる猟奇的役でテレビの前の子供たちを恐怖のどん底に落としています。
この他『太陽にほえろ』など刑事物でも犯人役で登場することが多く、転換期は80年代の『熱中時代』の佐藤警官からでした。
「蟹江敬三」の晩年
主演はないものの、名バイプレーヤーとして若い主人公を引き立てる“おやじさん”的なポジションを確立し、様々な作品で起用されています。
またナレーターとして2002年からテレビ東京系『ガイアの夜明け』でも活躍。
順風満帆な生活を送っていたものの69歳の誕生日を過ぎた頃より体調不良を自覚するようになっていました。
「蟹江敬三」の死に様
その死はあまりに突然のものだったと言えるでしょう。
2014年3月30日8時27分に帰らぬ人となっています。
69歳没。
死因は2013年年末に発覚した胃がんの悪化によるものでした。
「蟹江敬三」の死に様の信憑性
2013年年末に胃がんが発覚。
長年レギュラーを務めた『ガイアの夜明け』を降板したことで健康不安説が巷に流れるようになります。
しかしその時には既に末期の胃がんでリンパ節に転移していたことも明らかにされています。
息子である「蟹江一平」氏によれば抗がん剤は効いており、5月になったら胃がんの切除手術を行う予定だったとのこと。
術前化学療法を行っている最中と推測され、1月には放射線治療も行っていたとされます。
『ガイアの夜明け』に3月から復帰。
2度目の収録は病院からスタジオ入りし、翌日には退院。
しかし自宅へ戻って2日目の19日には体調が急変し、再入院してしまいました。
今回の容態悪化は厳しい物となり、食事は取れなくなったのはもちろんのこと、身体を動かすことすらままならなくなったと言います。
まとめ
「蟹江敬三」は2014年3月30日8時27分に帰らぬ人となりました。
69歳没。
死因はリンパ節にも転移した末期の胃がんでした。
1月から休養後の入院で放射線治療を施術。
息子である一平氏の話しからは抗がん剤も効いており、がんは縮小していたと推測されます。
これにより5月には胃がんの全摘手術を予定していたことも明らかになりました。
3月からは『ガイアの夜明け』の収録にも復帰、2度収録しています。
退院後2日目の19日、一平氏が「抗がん剤が効いていたのになぜか?」と思うほどに体調が急変。
その後10日ほどで帰らぬ人となってしまいました。