この記事では、「臼井儀人」の晩年や最期を分かりやすく説明します。
「臼井儀人」とは?
「臼井儀人」とは、漫画及びテレビアニメ「クレヨンしんちゃん」の作者として知られる人物です。
1979年に漫画家としてデビューし、1990年から「週刊Weekly漫画アクション」で「クレヨンしんちゃん」の連載をスタートしました。
その後、アニメ化されると大人気となります。
「クレヨンしんちゃん」は5歳の幼稚園児である野原しんのすけが主人公で、しんのすけの日常をコミカルに描いたギャグ漫画です。
海外でも出版されています。
臼井義人の晩年
臼井義人は晩年も漫画家として活動していました。
代表作の「クレヨンしんちゃん」は、明るいギャグ漫画として有名です。
テレビアニメの影響もあって子ども向けの作品と思われることが多いですが、青年漫画誌やレディースコミックに連載される青年漫画です。
5歳児の目線で人間の愚かさや滑稽さも描いています。
明るいイメージの強い「クレヨンしんちゃん」ですが、晩年にはシリアスな展開も多かったようです。
例えば、主人公のしんのすけが通う幼稚園のまつざか先生が、交際相手の死にショックを受けアルコール依存症になりかけ自殺を考えるといったエピソードもあります。
臼井義人の死に様
臼井義人は、2009年に不慮の死を遂げました。
臼井義人は登山が趣味だったのですが、登山に出掛けたまま帰宅しなかったことから捜索願が出されます。
そして、崖から転落したことが分かり死亡が確認されました。
享年51です。
臼井義人の死に様の信憑性
臼井義人の死因は、全身打撲による肺挫傷でした。
警察による検視が行われましたが、誤って足を滑らせて転落したのだろうと考えられています。
ただし、ファンの間では自殺したのではないかという説がまことしやかに囁かれています。
晩年の作品にシリアスな展開が多かったこと等もその理由に挙げられています。
インターネット上には、遺書という画像も投稿されました。
しかし、この遺書は偽物で本人が書いたわけではないことが明らかとなります。
警察の調べによると残されていたデジタルカメラの写真が崖下を覗き込んだようなものだったので、自殺の可能性は低く足を滑らせたと考えるのが自然です。
まとめ
臼井義人は晩年も「クレヨンしんちゃん」を描いていました。
51歳の時に趣味の登山の際、崖から転落して亡くなります。
誤って足を滑らせたのだろうと考えられています。