この記事では、田中好子の晩年や最期を分かりやすく説明します。
田中好子とは?
田中好子はアイドルグループとして絶大な人気を誇ったキャンディーズのメンバーの1人で、女優としても活躍しました。
1973年にキャンディーズは、「あなたに夢中」で歌手デビューします。
最初の頃はヒットに恵まれませんでしたが、5枚目のシングル「年下の男の子」が大ヒットしました。
その後は「春一番」や「やさしい悪魔」など次々とヒットを飛ばします。
しかし、人気絶頂期で解散し、田中好子は芸能界を引退しました。
田中好子の晩年
田中好子は晩年、女優として活躍していました。
キャンディーズの解散後に一度芸能界を引退しますが、2年程で芸能界に復帰しています。
それ以降は女優としての活動が中心でした。
母親役を演じることが多く、NHKの朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」でもヒロインの母親を演じています。
また、プライベートでは夏目雅子の実兄である小達一雄と結婚しており、がん患者に無料でかつらを貸し出す活動を行っている「夏目雅子ひまわり基金」にも参加しています。
田中好子の死に様
田中好子が亡くなったのは、2011年4月21日のことです。
55歳でした。
長く乳がんを患っており、闘病生活は19年に及んでいます。
治療を続けながら女優としての活動を行っており、再発と治療を繰り返していました。
ところが2010年に十二指腸潰瘍を患ったことで、免疫力が低下し乳がんが再発してしまいます。
そして肺や肝臓にも転移したことで、急激に悪化していきました。
そして、55歳の誕生日から13日後に亡くなりました。
田中好子の死に様の信憑性
田中好子は亡くなる1か月ほど前に、夫から余命を告げられます。
もう長くないことが分かった田中好子は、皆にお礼が言いたいとメッセージを録音しました。
そのメッセージは葬儀の際に流されています。
また、キャンディーズの伊藤蘭と藤村美樹は、田中好子の臨終に立ち会っています。
家族同然ということで病室に招き入れられたのです。
二人とも、田中の名前を亡くなるまで呼び続けたといいます。
キャンディーズ時代を共にした2人は、まさに家族のような存在だったのでしょう。
まとめ
田中好子は晩年、女優として活躍しました。
その一方で乳がんを患い、芸能活動と並行しながら治療も行っていたのです。
その後、肺や肝臓にも転移したため容体が悪化し、55歳で亡くなっています。
