この記事では、「穂積由香里」の晩年や最期を分かりやすく説明します。
「穂積由香里」とは?
「穂積由香里」とは俳優の穂積隆信の娘で、ベストセラー「積み木くずし」のモデルになった人物でもあります。
「積み木くずし」は穂積隆信が不良になった娘の由香里と家族の姿を描いた実話で、300万部を超えるなど大きな反響を呼びました。
テレビドラマ化や映画化もされています。
「穂積由香里」は13歳で暴走族グループに入り、万引きをしたりシンナーを吸うといった非行を繰り返すようになります。
覚せい剤取締法違反で逮捕されたこともありました。
「穂積由香里」の晩年
「穂積由香里」は1991年に、「娘の積み木くずし」という本を出版しています。
父である穂積隆信が書いた「積み木くずし」では非行に走った理由については明かされていませんでしたが、家庭内の不和や父の浮気が影響したことを明かしています。
また、俳優の娘であることからいじめられたり、体が弱かったことも非行に走った理由としています。
「積み木くずし」が出版された後に女優としてデビューしましたが、成功はしませんでした。
結婚したこともありますが、間もなく離婚しています。
ナイトクラブ「積み木の家」を経営していたこともあります。
しかし、上手くはいかず晩年は父である穂積隆信とその再婚相手と同居していました。
知り合いのスナックなどを手伝って生計を立てていたといいます。
また、由香里の実母は「積み木くずし」で得た印税を悪徳会計士に騙され持ち逃げして夫とは離婚し、その後自殺しました。
「穂積由香里」の死に様
「穂積由香里」は、2003年に自宅のマンションで亡くなりました。
死因は多臓器不全です。
享年35でした。
父とその再婚相手と同居していたマンションで、介護ヘルパーとして働き始めたところだったといいます。
「穂積由香里」の死に様の信憑性
「穂積由香里」の死因は多臓器不全ですが、多臓器不全とは複数の臓器が機能しなくなる状態をいいます。
「穂積由香里」は子どもの頃から腎臓が悪く、長く闘病生活をしていました。
2000年には腎不全で入院しており、実母から生体腎移植を受けています。
また、シンナーを吸ったり覚せい剤を使用するなど体に大きなダメージを与えることを行ってきたことも影響したと考えられます。
まとめ
「穂積由香里」は晩年、父とその再婚相手と同居していました。
その自宅マンションで多臓器不全により亡くなります。
享年35です。