父の遺言を守った遅咲きの俳優「田宮五郎」の晩年と最期とは?
この記事では「田宮五郎」の晩年と最期について解説します。
「田宮五郎」とは?簡単に説明
2世タレントであり、父親は『クイズ・タイムショック』そして『白い巨塔』の財前役を演じた「田宮二郎」です。
2世タレントには珍しく俳優になる前に多種多様な職業を経験したことで知られており、俳優を目指すのなら人を知らなくてはならないという言葉を守ったためでした。
このため芸能界入りは遅く、四十路直前39歳でのデビューとなりました。
同年大河ドラマに出演。
2009年には『水戸黄門』第40部の準レギュラー役を務めるなど着実にキャリアを積んでいます。
「田宮五郎」の晩年
役者になるのが遅く、時間がないこともわかっており、場数を踏むことを重視して仕事に没頭。
ただ残酷なことに病魔が彼の身体を蝕んでいました。
東京都内の自宅で倒れてしまったのは2012年の春のこと。
原因はくも膜下出血によるもので一命はとりとめましたが、左半身麻痺などの障害を負ってしまいます。
これにより晩年はリハビリに明け暮れる毎日であったと言ってもいいでしょう。
「田宮五郎」の死に様
2012年の夏に女優の「浅野ゆう子」と交際が発覚。
以降交際を続けてきましたが、2014年11月2日に彼女の家で倒れてしまうのでした。
原因はクモ膜下出血の再発。
彼女が第一発見者となり、病院へ搬送されましたが、意識は戻らないままでした。
同年11月6日に彼女に看取られて永眠しています。
47歳没。
「田宮五郎」の死に様の信憑性
2012年に田宮氏と浅野ゆう子嬢との交際をスクープした女性週刊誌は引き続き追いかけていたようで詳細が語られています。
二人は事務所の先輩後輩であり、左半身麻痺のリハビリに寄り添う姿を見ることができました。
また田宮氏の持病が腎臓病だと明かされており、それに伴う腎性高血圧症によって動脈硬化が進んだことが、クモ膜下出血の遠因になっていると推測されました。
まとめ
2014年11月6日に「田宮五郎」は交際していた事務所の先輩である「浅野ゆう子」に看取られ、47歳で生涯を終えています。
死因はクモ膜下出血。
2012年春に自宅で筋トレ中にクモ膜下出血で倒れ、大手術を行っています。
さらに4日間意識が戻らず、昏睡状態のままでしたが一命は取り留めることができました。
しかし今回は倒れてから意識が戻ることはありませんでした。
死因はクモ膜下出血になりますが、遠因と言えるのが持病の腎臓病です。
腎性高血圧症であったことも明らかにされており、それによる動脈硬化の進行が彼の命を縮めたことは間違いないでしょう。