『プレイガール』のオネエから政治家に華麗な転身?
この記事では「沢たまき」の晩年と散り際について解説します。
「沢たまき」とは?簡単に説明
「沢たまき」といえば『プレイガール』での印象が圧倒的だと思われます。
セクシーかつクールビューティーな印象を持たれ、この時代の少年誌の漫画にも名前は登場するほどでした。
東京12チャンネルでは『独占!おとなの時間』の司会もしており、この時代に多感な少年期を過ごした人には印象に残る女性でしょう。
一方で放送圏外の方には歌手としての印象が強いと思われます。
『ベッドで煙草を吸わないで』は昭和41年のヒット曲。
前述したプレイガールの主題歌『東京プレイ・マップ』もヒット曲となりました。
「沢たまき」の晩年
芸能活動を徐々に縮小すると、1996年の第41回衆議院議員総選挙に新進党公認で出馬するも落選。
98年には第18回参議院通常選挙に今度は公明党から出馬し、当選を果たしています。
国民福祉、厚生労働委員会で参議院では活躍し、理事も務めています。
一般的な主婦がきちんと理解できる、分かりやすい政治を念頭に活動しています。
自身が『週刊宝石 』に置いて虚偽の記事を掲載されたこともあり、報道と人権の問題にアプローチ。
5年間に渡り、多岐の諸問題に取り組んでいました。
「沢たまき」の死に様
東京都千代田区の参議院清水谷議員宿舎に滞在時に事件は起こりました。
久々に気温が30度を下回った2003年8月9日のこと。
深夜に当日の宿直職員が2階にある女性用の共同浴場から湯があふれていることに気づき、浴場へ向かいました。
その洗い場でうつ伏せになった姿で倒れているところを発見されています。
66歳没。
死因は虚血性心不全と診断されました。
「沢たまき」の死に様の信憑
死因の虚血性心不全の診断は後日の発表であり、当初はクモ膜下出血の疑いがあるとされていました。
また倒れた時間については議員宿舎の宿直職員が発見したのが午前3時すぎ。
死亡推定時刻は午前1時前後とされ、訃報の知らせでも死亡時刻は午前1時で記載されています。
通常国会は7月末に終えたばかりで過密なスケジュールという訳ではなく、全く突然の訃報となりました。
公明党の慣例により、2004年の参議院議員選挙には出馬しない事は確定しており、芸能活動を再開する予定でしたが、それは叶わぬ事になりました。
まとめ
「沢たまき」は2003年8月9日の深夜3時に東京都千代田区の参議院清水谷議員宿舎の2階にある女性用共同浴場の洗い場でうつぶせになった状態で発見されています。
死因は当初はクモ膜下出血が疑われましたが、虚血性心不全となりました。
倒れてからは2時間ほど経過していたものとされます。
98年の参議院議員選挙当選から政治家へ転身していたもの、今任期をもって活動終了。
芸能活動再開を控えていたところでの訃報となりました。