「橋本治」の死に際とは?晩年や最期(死因)など分かりやすく解釈

「橋本治」の死に際とは?日本の人物

この記事では、「橋本治」の晩年や最期を分かりやすく説明します。

「橋本治」とは?

橋本治とは日本の作家で、独特の文体で古典を現代語にした著作を執筆しています。

評論や随筆などの著作もあります。

作家になる前は、イラストレーターをしていました。

1977年に「桃尻娘」という小説で作家としてデビューしました。

女子高生を主人公にした作品で、話し言葉の小説として話題になります。

小説現代新人賞佳作を受賞しました。

その後は枕草子や徒然草、国性爺合戦といった古典文学の現代語訳や二次創作にも取り組んでいます。



「橋本治」の晩年

橋本治は晩年も、作家として精力的に執筆活動を行っていました。

1993年から2005年までの10年以上にわたって、雑誌「芸術新潮」では「ひらがな日本美術史」という連載を行っています。

イラストレーターの経歴もある橋本治が、大胆な分類によって日本美術を紐解いていったものです。

それから2018年には作家デビュー40周年を記念した「草薙の剣」という長編小説を執筆しています。

この作品で野間文芸賞を受賞しました。

また、69歳の時に雑誌のインタビューで、来年になれば借金から解放されると語っています。

40歳の時に1億8千万円のマンションを購入し、それからずっとローンを払い続けていたといいます。

マンションを購入したのは、ちょうどバブルが崩壊する寸前でした。

利息の分を含めると、銀行に支払った総額は5億円にもなるといいます。



「橋本治」の死に様

橋本治は、2019年1月29日に亡くなりました。

東京都内の病院に入院していました。

享年70です。

死因は肺炎でした。

5億円にものぼる借金を全て返し終えたところだったようです。

「橋本治」の死に様の信憑性

橋本治の死因は肺炎ですが、がんを患って闘病生活を送っていました。

2018年に「草薙の剣」で野間文芸賞を受賞していますが、授賞式は欠席しています。

体調が思わしくなかったため、欠席せざるを得なかったのでしょう。

闘病記を執筆しており、がんの摘出手術を受けたことや放射線治療を受けたことなども書いています。

上顎洞がんと診断されたのは亡くなる7カ月前のことで、ステージⅣの状態でした。

摘出手術は16時間にも及んでいます。

まとめ

橋本治は、晩年も執筆活動を行っていました。

しかし、がんを患い摘出手術を受けるなど闘病生活も送っています。

肺炎により70歳で亡くなりました。

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