「江波杏子」の死に際とは?晩年や最期(死因)など分かりやすく解釈

「江波杏子」の死に際とは?日本の人物

どなたさんもよごさんすか、賭博場に咲いた花!「江波杏子」の散り際とは?

この記事では江波杏子の晩年と最期について解説します。

「江波杏子」とは?簡単に説明

賭博場で女賭博師が「どなたさんもよごさんすか?」と和装で賽を振る姿は皆さん想像できることでしょう。

この女賭博師を具現化して演じたのが「江波杏子」氏です。

役者としてイメージの定着は嫌う人は多いですが、彼女もまた代名詞となった女賭博師は好きではなかったことを明言しています。

本格派女優として評価されることになったのは『津軽じょんがら節』で中里イサ子役を演じてからだと言っていいでしょう。

『キネマ旬報ベストテン』で主演女優賞を獲得するなど演技力の高さを改めて知らしめています。



「江波杏子」の晩年

晩年は年齢的に老女や老婆役が増えてきたのは致し方ないところでしょう。

しかし2015年の『かぶき者 慶次』で妻でありながら、慶次を凌ぐ女かぶき者の設定の前田美津役。

16年にはブラックコメディの舞台『イニシュマン島のビリー』で90歳のアル中のマミー役。

アクの強いキャラクターを演じたことで、改めて女優としての評価を高めました。

出演依頼は絶えることは最期までなく、テレビに舞台に多忙な日々を過ごしていたと言っていいでしょう。

実際、既に18年11月以降の出演に関するミーティングが進んでいたとされます。



「江波杏子」の死に様

2018年11月2日に所属事務所『アルファエージェンシー』からのリリースで訃報を知ることになりました。

同年10月27日21時6分に永眠。

76歳没。

死因は肺気腫の急性憎悪によるものでした。

「江波杏子」の死に様の信憑性

肺気腫を患っていたのは、訃報のリリースで初めて明らかになりました。

しかし特別な治療はしておらず、日常生活及び女優業には差し支えなかったとされます。

死に様の詳細は19年11月に放送されたTBS『爆報!THE・フライデー』で知人、元マネージャー、秘書の証言を交えて明らかになりました。

亡くなる5日前までは何ら変わることなく仕事を消化。

しかし26日14時に呼吸ができないことを江波氏が知人女性に電話で連絡したとされます。

知人女性が119番通報。

江波氏は緊急搬送前の30分を使い、事細やかに荷造りを彼女に依頼。

既に退院時のことまで視野に入れて指示を出していたそうです。

また肺気腫の主要因とされる喫煙に関してのエピソードも公開されました。

江波氏は嗜好として煙草を吸うのではなく、女優として美しく煙草を吸う姿を見せるために練習をして煙草が吸えるようになったそうです。

また「淡路恵子」氏に美しい喫煙の姿を指南してもらうため、足繁く通ったことも明らかにされています。

元来幼年期から肺が弱く煙草を吸えなかったとされ、喫煙習慣を身につけるのにかなりの苦労があったのは間違いないでしょう。

まとめ

2018年10月27日21時6分に永眠。

76歳没。

死因は肺気腫の急性憎悪によるものでした。

60歳を過ぎた頃から肺を患いましたが、日常生活には支障がなかったそうです。

若き日に美しく煙草を吸う姿を極めるために「淡路恵子」氏に指南を求め、煙草を吸うための努力、練習を重ねたとされます。

女優として日本一煙草を吸う姿が美しい女性を追い求めた結果、代償として晩年肺気腫を発症してしまったと言っていいかもしれません。

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