ドラマ『高校教師』の世界で知名度は上がるも. . . .
この記事では「森田童子」の晩年と最期について解説します。
「森田童子」とは?簡単に説明
1993年1月にTBS系ドラマ『高校教師』がヒットした理由は「真田広之」と「桜井幸子」の好演だけでなく、「森田童子」の音楽がハマったからだと言っていいでしょう。
実際このドラマまではカリスマ的人気はあるものの知っているのは限られた人達だけというのが、彼女の評価でした。
しかしこのドラマで『ぼくたちの失敗』他挿入歌に曲が多数使われ、大ヒットとなったものの、本人は表舞台に出ることをよしとしませんでした。
また2003年版でもそれは同様。
公表していない事項が多く、謎に包まれたまま時は経過していきました。
「森田童子」の晩年
93年、03年のドラマ『高校教師』に主題歌、挿入歌で使われ、特に93年版では『ぼくたちの失敗』ミリオンセールスに手が届く95万枚を売上ていますが、彼女は決して表舞台に立とうとはしませんでした。
その意思は頑なものであり、それは20年近く経ってもかわることはなく、2010年にも新聞記者からの取材の打診を断っています。
今回はその理由の返答が明かされており、近しい人を失ったショックに加え、自身も持病を抱えている理由でした。
「森田童子」の死に様
その死も公表されることはなく、日本音楽著作権協会に遺族が連絡。
それをもって2018年6月1日付の同会報にて訃報が掲載されたことで明らかになりました。
全てが事後報告となり、2018年4月24日に心不全で死亡していたことが明らかにされています。
66歳没でした。
「森田童子」の死に様の信憑性
1984年に音楽活動を休止して以降は断片的にすら、情報はでてきませんでした。
このためその死も確かな情報であるとは言い切れないでしょう。
一部スポーツ紙に報道された情報では2017年から体調を崩しており、入退院を繰り返したうえで、最期は自宅で亡くなったと言います。
まとめ
「森田童子」は2018年4月24日に永眠しています。
66歳没。
2017年から入退院を繰り返し、最期は自宅で永眠したと言われています。
一般人として晩年をどのように過ごしたかは一切不明です。
2010年の段階で既に持病を抱えていたことが、大手新聞の特集記事で明らかにはなっているくらいでしょう。
しかし2021年には1995年前後に「なかにし礼」が執筆した遺作を編纂した『血の歌』が出版。
同書の中で彼女はなかにし氏の実兄の娘であることが仄めかされました。
2022年4月には『夜想忌・森田童子大全本』が発売される予定でしたが、出版側が遺族の許諾を得ていなかったことにより、発売中止。
ホームページが2022年の命日に新たに開設されましたが、晩年の様子を知ることは今後も難しいと言えるでしょう。
