「林隆三」の死に際とは?晩年や最期(死因)など分かりやすく解釈

「林隆三」の死に際とは?日本の人物

「林隆三(はやしりゅうぞう)」とは?

林隆三の晩年とその死に様について信憑性も含め以下に詳しく解説します。

「林隆三」とは?簡単に説明

林隆三は東京生まれの俳優です。

俳優座養成所を経て1967年にデビュー。

1977年、津軽三味線の名手である高橋竹山の半生を描いた映画「竹山ひとり旅」で主演を務め、第1回日本アカデミー賞主演男優賞を受賞しています。

そのほかにもNHK大河ドラマ「国盗り物語」やTBS系「噂の刑事トミーとマツ」など多くの映画、テレビドラマに出演しています。

林の同期は「俳優座花の15期生」と言われ、原田芳雄、地井武男、夏八木勲、竜崎勝、太地喜和子、栗原小巻などそうそうたる面子です。



「林隆三」の晩年

林の晩年は歳を重ねるとともに色気と渋みが出て演技も高く評価され、第一線での活躍を続けていました。

また少年時代に仙台で暮らしたことから東日本大震災のチャリティー活動にも積極的に参加しています。

近年は宮沢賢治作品の朗読公演などにも取り組んでいました。

一方で林は数年前から腎臓の病気などで入退院を繰り返しながら仕事を続けていたといいます。

2013年には手術も受けていますが、仕事やコンサートに向けてスポーツジムに通うなどの鍛錬も欠かさなかったようです。



「林隆三」の死に様

2014年5月上旬には仕事とライブ用の衣装の買い付けのためにニューヨークに渡航しています。

同月28日、東京目黒のライブハウス「ブルースアレイ」でのライブにバンドを率いてボーカルとして出演しました。

約130人を前に自身の楽曲や1960年代~1970年代の流行歌など17曲を歌唱、ピアノ演奏もこなす約2時間半に及ぶコンサートステージを務めました。

林の活力に満ち溢れた歌声を聞いた会場関係者は25年ぶりの本格的な音楽活動再開を喜び、年内に再びコンサートをやろうと話し合っていたといいます。

その時の林の様子はとても元気そうで、具合の悪そうなところは全くなかったとのことでした。

しかしライブハウスを出た直後、急に林は倒れ、病院に搬送されそのまま入院します。

復帰を目指し治療していましたが、同年6月4日朝、容体が急変し、腎不全のため70歳で亡くなっています。

「林隆三」の死に様の信憑性

仕事関係者のほとんどの人は林の突然の死に動揺を隠せない様子でした。

亡くなった4日夜に訪れた長男と長女も「突然のことで何が何だか分からない」と話していたといいます。

林の遺志で闘病生活のことを公表していなかったことが大きいようです。

数年前から腎臓の病気で入退院を繰り返していたのは事実で、腎不全が死因なのもその関連性が高いようです。

まとめ

同期の俳優を見ても強面の方が多い印象で、林隆三も役柄上、怖い人だという印象が強い俳優さんでした。

その印象が覆ったのが「噂の刑事トミーとマツ」でした。

こんなコミカルな役柄も演じる役者なんだと妙に感心した記憶があります。

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