お笑いコンビ「フォークダンスDE成子坂」の村田渚(むらたなぎさ)は35歳という若さで亡くなっています。
今回はテレビ番組「タモリのボキャブラ天国」などで人気を集め、天才芸人と一目置かれていた彼の死因に迫ります。
「村田渚」とは?簡単に説明
昭和46年に大阪府で生まれた村田渚は、人気お笑いコンビ「フォークダンスDE成子坂」のメンバーで、コンビ解散後は新しいお笑いコンビ「鼻エンジン」を結成していました。
平成3年にテレビ番組でデビューした「フォークダンスDE成子坂」は、人気バラエティ番組「タモリのボキャブラ天国」に出演したことで、急激に人気を博し、村田は天才的なツッコミ芸と類まれなるお笑いのセンスを兼ね備えた若手芸人として評価されていました。
その後フォークダンスDE成子坂として「GAHAHAキング 爆笑王決定戦」で2代目チャンピオンに輝くなど、順調にキャリアを重ねていましたが、平成11年にコンビを解散し、村田はピン芸人としての道を歩むことになります。
しかしながら新たなコンビで再スタートを切った矢先の平成18年11月12日、村田はくも膜下出血により35歳で急死しています。
「村田渚」の死に様
平成18年11月12日、村田渚はくも膜下出血により35歳という若さで亡くなっています。
死亡当日、予定されていた仕事現場に現れなかった村田を心配して関係者が連絡をしますが、携帯電話が繋がらなかったため、友人である映画パーソナリティのコトブキツカサがマンションの管理人と共に彼の住んでいた部屋を訪ねています。
そして2人は寝室ですでに意識のない状態の村田の遺体を発見しており、検死の結果、くも膜下出血により亡くなっていたことが発覚しています。
死亡している村田を発見した時点ですでに死後38時間ほどが経過していましたが、発見者のコトブキツカサは「彼の死に顔はほんとうに穏やかで、微笑んでいるようでした」と語っています。
「村田渚」の死に様の信憑性
村田渚が亡くなる10日ほど前、ラジオ番組に新しいコンビで出演していた村田は、相方である松丘慎吾に「頭痛がすごくキツイ」と漏らしていました。
その発言からわずか10日ほどで急死してしまった村田は、天才的なツッコミ芸により周りの芸人仲間などから一目置かれる存在でしたが、「フォークダンスDE成子坂」としては志半ばで道を断念し、新たなコンビで再び歩み始めた矢先の訃報となりました。
彼が亡くなる2006年に開催されていたM-1グランプリでは、新しいコンビ「鼻エンジン」として、すでに3回戦まで進出していたもの、そこから先の景色を見ることはありませんでした。
「村田渚」の小ネタ等
村田渚の死後、13年ほどが経過した令和2年には、村田が結成した最初のお笑いコンビ「フォークダンスDE成子坂」の相方である桶田敬太郎(おけだけいたろう)が、大腸がんにより48歳で死亡しています。
まとめ
将来を嘱望されていたお笑いコンビ「フォークダンスDE成子坂」の村田渚は、35歳という若さで亡くなっています。
相方だった桶田敬太郎も、48歳で病に倒れ死亡しており、現在では伝説のコンビとも言われている「フォークダンスDE成子坂」が残した功績は、今でも輝き続けています。
