この記事では、「春一番」の晩年や最期を分かりやすく説明します。
「春一番」とは?
「春一番」とは、アントニオ猪木のものまねで知られるお笑いタレントです。
サラリーマンをしていましたが芸人になりたいと、片岡鶴太郎に弟子入りします。
1998年に片岡鶴太郎が主演した「翼をください」というテレビドラマに出演し、芸能界にデビューしました。
「春一番」という名前を付けたのも師匠である片岡鶴太郎です。
アントニオ猪木の大ファンで、本人のものまねをして人気となります。
「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」等の番組に出演しました。
「春一番」の晩年
「春一番」は、アントニオ猪木が公認しているものまねタレントでした。
アントニオ猪木は日本を代表するプロレスラーですが、1998年に引退しています。
引退に際しては東京ドームで引退試合が行われ、その時「道」の詩を元にしたスピーチを行いました。
それが「春一番」の持ちネタにもなっており、アントニオ猪木と共にCMに出演したこともあります。
プライベートでは、マネージャーをしていた女性と結婚し家庭を築いていました。
しかし、2005年に腎不全で入院し、手術を受けています。
腎不全になった原因は過度のアルコール摂取で、若い頃からかなりのお酒を飲んでいました。
所属事務所を解雇されたこともありますが、それもお酒がらみの素行不良が理由だったといいます。
入院中には、アントニオ猪木本人も見舞っています。
「春一番」の死に様
「春一番」は2014年、肝硬変で亡くなります。
享年47でした。
前日の夜は酩酊状態で就寝し、そのまま布団の中で冷たくなっているのを妻が発見しました。
救急車が呼ばれ病院に搬送されましたが、病院で死亡が確認されています。
「春一番」の死に様の信憑性
「春一番」の死の原因は、過度の飲酒による肝硬変です。
お酒を飲み過ぎると肝臓に負担がかかります。
肝硬変とは、肝臓に起きた炎症が進行して繊維化し硬くなることをいいます。
「春一番」は昔から酒量が多く、体を心配した芸人仲間や先輩などがお酒を辞めるようにアドバイスしていたといいます。
しかし、自分で断酒することはできませんでした。
腎不全で入院した後にも、お酒を飲み続けていたようです。
アルコール依存症の状態だったと考えられます。
まとめ
「春一番」は晩年もアントニオ猪木のものまねタレントとして活動していました。
しかし、長年にわたる大量の飲酒により、肝硬変を発症して亡くなります。
享年47でした。
