永遠のマドンナ、若大将シリーズの澄ちゃんこと「星由里子」の散り際とは?
この記事では星由里子の晩年と散り際について解説します。
「星由里子」とは?簡単に説明
年輩の方にはヒロインというよりも“マドンナ”という言葉がしっくりくるのが「星由里子」だと言っていいでしょう。
東宝の青春映画の看板『若大将シリーズ』の前期では常に田沼雄一(加山雄三)と恋仲の澄子を演じ、人気を集めています。
東宝の顔とも言える女優でもあり、ゴジラシリーズにも出演。
昭和ゴジラ唯一の敗戦で有名な『モスラ対ゴジラ』キングギドラ初登場の『三大怪獣 地球最大の決戦』で二作でヒロイン役を演じたことでも有名で、幅広い男性層から支持を集めていたのは間違いありません。
「星由里子」の晩年
再々婚してからは京都に在住したこともあり、関西地区での舞台にたびたび登場。
晩年の代表作となるのは、やはり大河ドラマ『篤姫』だと言っていいでしょう。
主役の篤姫は箔をつけるために近衛家の養女となりますが、そこで母親代わりとなる「村岡」役を務めています。
その後もドラマ等でたびたびゲストとしてその姿をみることはできました。
その行く手に暗雲が立ちこめたのは2018年春のことでした。
「星由里子」の死に様
2018年も順調に3月まで仕事を消化。
4月5日に心房細動の手術を行う予定でした。
既に一度心臓手術を行っていたもの、術前検査で肺に水が溜まった跡が発見されてしまいます。
その後精密検査を経て、肺がんそしてステージ4だと判明。
一度は退院するも、再入院してからわずか10日。
5月16日23時5分に帰らぬ人となりました。
74歳没。
死因は心房細動と肺がん、二つが併記された珍しいものになっています。
「星由里子」の死に様の信憑性
1964年『三大怪獣 地球最大の決戦』で主役「夏木陽介」の妹役で共演した縁もあり、1月に死去した夏木氏のお別れ会の発起人に名を連ねています。
お別れ会は4月12日。
当日は参加できるスケジュールだったのは間違いなく、深刻な病だとは自身、関係者誰一人思っていなかったことでしょう。
また心房細動が発覚したのは前年の秋でしたが、肺がんと思わせるような自覚症状は全くなかったようです。
ステージ4ともなれば多臓器に転移している状態ですが、3月の現場で体調不良があった等の関係者のコメントはありませんでした。
また亡くなった時の様子は再々婚相手が明かしており、容態が悪化したのは当日の22時過ぎ。
最期は0分ほど苦しんだ状態が続いたもの「だいぶ楽になったわ。
ありがとう」と告げた後に事切れ、そのまま帰らぬ人となりました。
まとめ
「星由里子」は2018年5月16日23時5分に永眠しています。
74歳没。
死因は心房細動かつ肺がんによるものでした。
17年秋から心房細動の治療を開始。
18年4月には2度目の予定手術を行う予定でしたが、術前に肺に水が溜まった痕跡が発覚。
検査の結果末期の肺がんだと判明しました。
自覚症状は全くなかったとされ、3月も仕事を通常通りこなした後でした。
また4月12日にスケジュールが組まれており、突然の病だったのは明らかでしょう。
改めて5月に入院するも10日も経たないで急逝しています。