演じたレイの様な非業な死を遂げた?「塩沢 兼人」の散り際を解説。
この記事では塩沢兼人の晩年と散り際について解説します。
「塩沢兼人」とは?簡単に説明
『北斗の拳』レイ、『聖闘士星矢』牡羊座のムウに代表される一見クール、しかし内面は熱いキャラクターを多く演じていたのが「塩沢兼人」氏だと言っていいでしょう。
『宇宙戦記バルディオス』のマリン『超獣機神ダンクーガ』の司馬亮も同じ印象のキャラクターと言えるでしょう。
うって変わり『ハイスクール奇面組』物星大はオカマ『機動戦士ガンダム』マ・クベは悪役『銀河旋風ブライガー』のブラスター・キッドはギャグ要素多めの二枚目。
多種多様なキャラを演じたその実力は今も高く評価されています。
「塩沢兼人」の晩年
1994年に発売されたプレイステーションに代表されるゲーム機のハードの進化でゲームに音声がつく事は当たり前の時代になります。
既存の声優業に加え、かつて演じたキャラクターのゲーム用新規音声収録も増え、多忙な日々を過ごすこととなりました。
アニメ、特撮番組の収録に加え、各種ナレーション、ドラマCDでは演者だけではなく、時には語り手としても活躍。
人気絶頂、順風満帆で多忙な日々を過ごしていた塩沢氏でしたが、まさかの事故によって人生を躓いてしまいます。
「塩沢兼人」の死に様
訃報は突然訪れました。
2000年5月11日の新聞各紙で塩沢兼人氏の訃報が掲載されています。
5月9日の夕方16時に自宅の階段から転落。
その時は外傷もなく、本人にも異常はなかったとされます。
しかし夜遅くになって容態が急変。
22時頃に意識を失い、緊急搬送されることになりました。
処置を行うも意識は回復に至らず、10日0時54分帰らぬ人となっています。
46歳没。
死因は脳挫傷によるものでした。
「塩沢兼人」の死に様の信憑性
没後にクローズアップされたのは、かつてラジオ番組で話したエピソード。
酔って階段から転落したことがあり、恥骨骨折の重傷を負ったため、階段に手摺を設置したと話しています。
このため事故の原因も飲酒なのではないかと推測するファンも多くいます。
しかし飲酒の有無については公表されておらず、信憑性はないと言えるでしょう。
まとめ
「塩沢兼人」は2000年5月9日16時ごろに階段から転落。
その時には自身に異常がないことを夫人に告げ、2階へ上がっていきました。
また目立った外傷も無かったため、医者に足を運ばなかったとされます。
しかし夜に容態が急変。
22時頃に意識を消失。
緊急搬送されますが、日付の変わった10日0時54分に永眠することとなりました。
死因は頭部を強打しての脳挫傷でした。
過去に自身が語ったエピソードから、階段から転落した理由は飲酒によるものという噂が今もあります。
しかし飲酒の有無はもとより、強打した頭部の場所、状況は公表されていません。