「石立鉄男」の死に際とは?晩年や最期(死因)など分かりやすく解釈

「石立鉄男」の死に際とは?日本の人物

「石立鉄男(いしだててつお)」とは?

石立鉄男の晩年とその死に様について信憑性も含め以下に詳しく解説します。

「石立鉄男」とは?簡単に説明

昭和を代表する名優・石立鉄男さんは劇団・俳優座の養成所を経て劇団・文学座の団員として舞台やテレビドラマで活躍しました。

「おくさまは18歳」で主演を務めて大ブレークし、「パパと呼ばないで」「噂の刑事トミーとマツ」などの代表作があります。

軽妙な演技で人気があった一方、自由奔放で豪快、ギャンブル好きで最強伝説を持つという逸話の多い人物でもありました。



「石立鉄男」の晩年

石立鉄男さんは21年間別居状態だった妻の吉村実子さん(吉村真理さんの妹)とのあいだに1998年ようやく離婚が成立します。

そして亡くなる8年ほど前の1999年頃に生活拠点を静岡県熱海市に移住し、仕事がある時は上京するといった生活を送っていたそうです。

石立さんは自宅の近所で大きな麻雀店を経営し、月に数回、仕事で上京するときをのぞき、ふだんは自宅と麻雀店との間を行き来するという悠々自適の毎日でした。

2004年には写真週刊誌に「石立鉄男、熱海で女性と同居」と報じられて話題になっていました。



「石立鉄男」の死に様

2007年6月1日のことです。

熱海市内の石立鉄男さんの自宅で、午前3時頃まで同居人の女性と話をしたのち就寝。

その女性が、石立さんがなかなか起きてこないことを不審に思って午前11時頃に寝ている部屋をのぞくと、布団の中で石立さんの手が冷たくなっていたそうです。

知人は当初「昨晩は寝るのが遅かったため」と思い、横で手を温めていましたが、その後息をしていないことに気づき、慌てて119番通報しました。

そして石立さんは心肺停止の状態で病院に運ばれましたが病院で死亡が確認されました。

死因は「急性動脈りゅう破裂」

享年64歳でした。

「石立鉄男」の死に様の信憑性

石立鉄男さんの死亡は病院で確認されていることから、死に様の信憑性は高いでしょう。

石立さんは亡くなる数日前の5月28日には10月に出演する予定だった舞台の打ち合わせのために上京しており、久々の舞台出演を楽しみにしていたとのことです。

また、亡くなる前日も深夜まで自身が経営する麻雀店に元気でいたそうです。

そのため、弔問に訪れた人たちは突然すぎる死に驚いていたと報道されています。

一方で、石立さんは晩年心臓が弱くなっていたようで、強心剤を常用し亡ければいけない状況だったとか、血圧も高い状態にあったとか言われています。

死因の急性動脈りゅう破裂も血管にできたコブが破裂してしまうという症状のため、血圧の高さに起因している可能性は高いようです。

まとめ

コミカルな演技もシリアスな演技も見事にこなす名優だった石立鉄男さん。

1970年代の大人気の頃に比べ、晩年は役柄にも恵まれず、あまり姿も見ることがありませんでしたが、64歳とはあまりにも早すぎる死と言えるでしょう。

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