酒とタバコを愛した和製エリック・クラプトンこと柳ジョージ。
この記事では柳ジョージの晩年と最期について解説します。
「柳ジョージ」とは?簡単に説明
和製エリック・クラプトンと呼ばれていたのはあまりに有名でしょう。
多くの歌手、ロッカー、ギタリストが憧れた男、それが柳ジョージです。
グループサウンズのザ・ゴールデン・カップスで活躍。
1975年には柳ジョージ&レイニーウッドを結成、1982年以降はソロに活動の場を求めています。
代表曲の「雨に泣いてる…」はあまりに有名。
また90年代に発売されたシングルの多くがCMや主題歌、イメージソングとして使われています。
このためタイトル名は知らなくてもメロディは覚えているという方も多いことでしょう。
「柳ジョージ」の晩年
2005年に続き、08年にも柳ジョージ&レイニーウッドを再結成し、ファンを喜ばせています。
しかし既にこの時期には関係者だけでなく、ファンからもその痩せた姿が心配されていました。
その不安が現実となったのは2011年のこと。
5月の函館公演をもって活動休止がリリースされました。
体調不良によるものだと説明されましたが、ファン・関係者を不安にさせたのはファンクラブも閉会したことでしょう。
また同時に事務所を離れたことも明らかになりました。
「柳ジョージ」の死に様
糖尿病の進行のためでしょうか。
数年前からしばしば腹水が溜まる症状で入退院を繰り返すようになります。
本人は体調の悪さと激ヤセを自嘲していたものの、病魔は着実に身体を蝕みました。
活動休止後11年の8月に入院し、本格的に加療。
しかし症状は悪化の一途辿るばかり、ついにはICUで治療を始めますが状態は芳しくありませんでした。
入院から一ヶ月が過ぎた同年10月10日に容態が急変。
夫人に看取られて永眠しています。
63歳でした。
「柳ジョージ」の死に様の信憑性
当時のメディアに書かれていた直接の死因は腎不全でした。
これは糖尿病が進行したものだと思われます。
既に数年前から腹水がたまり、入退院を繰り返していたことから糖尿病ならば、かなりの末期だったと言っていいでしょう。
ただ腎不全の治療の唯一の手段とも言っていい、透析を受けていた話は聞かれません。
没後に数年前から膵臓、肝臓が疲れていたという表現の記事が出たことを考えると糖尿病と密接な関係のある膵臓になんらかの重篤な病気があった可能性も否定できないところでしょう。
まとめ
柳ジョージは2011年10月10日午前4時56分、63歳で永眠しています。
死因は末期腎不全でした。
糖尿病が悪化してなお、飲酒はやめることができなかったようです。
このため持病の糖尿病が進行してしまい、最期は腎不全になったものと思われます。
ただし没後に関係者が肝臓や膵臓が疲れていたという表現を使って症状を表した記事がありました。
また糖尿病患者が苦心する透析で苦労したとの言及を確認できません。
このため糖尿病とは別に肝臓、膵臓になんらかの重篤な病気を抱えていた可能性もあると言えるでしょう。