この記事では、川上とも子の晩年や最期について紹介します。
川上とも子とは?
川上とも子とは、テレビアニメで活躍した声優です。
「少女革命ウテナ」で、主人公のウテナ役を務めたことで広く知られるようになりました。
少女から大人の女性、少年、動物まで幅広く演じ分けられるのが魅力です。
声優としてデビューしたのは1995年で、テレビアニメ「ふしぎ遊戯」の張宿でした。
1997年に「少女革命ウテナ」で知名度が上がり、「風の少女エミリー」や「ヒカルの碁」「カードキャプターさくら」等様々な作品に出演しました。
川上とも子の晩年
川上とも子は晩年も、声優としての活動を続けています。
また、ラジオのパーソナリティも行っていました。
1998年に放送がスタートした「川上とも子のうさぎのみみたぶ」は、インターネットラジオに変わりましたが2008年に休止となるまで10年近く続いた番組です。
海外ドラマの吹き替えや外国映画の吹き替えを担当することもあり、テレビアニメだけではなく様々な媒体で活躍しました。
しかし、2008年に体調を崩し精密検査を受けたところ、卵巣がんであることが判明します。
入院して手術を受け、そのまま療養生活に入りました。
その間、たまに一部の作品に出演することはありましたが、闘病に重点をおいた生活を送っていました。
川上とも子の死に様
2008年に卵巣がんという診断を受け、すぐに手術が行われています。
メールマガジンで本人から手術が無事に終わったことを伝えるメッセージが送られましたが、すでに進行した状態だったといわれています。
その後は自宅で療養したり、入院したりを繰り返していました。
そして2011年に容体が悪化し、再び入院することになります。
回復することなく、都内の病院で亡くなりました。
享年41です。
川上とも子の死に様の信憑性
川上とも子の死因は卵巣がんとされていますが、卵巣がんはがんの中でも症状が出にくいといわれます。
サイレントキラーと呼ばれることもあり、静かに体を蝕んでいくのです。
そのため体調不良で医療機関を受診した時には、既に手遅れだったことが考えられます。
川上とも子は独身だったため、喪主は母親が務めることになりました。
まとめ
川上とも子は晩年、卵巣がんを患い闘病生活を送っていました。
たまに一部の作品に出ることはありましたが、本格的な復帰は叶わず亡くなってしまいます。
享年41でした。