「片岡千恵蔵」の死に際とは?晩年や最期(死因)など分かりやすく解釈

「片岡千恵蔵」の死に際とは?日本の人物

片岡千恵蔵は、戦前から戦後にかけて活躍した時代劇スターです。

片岡千恵蔵の晩年と死に際について紹介します。

片岡千恵蔵とは?

片岡千恵蔵とは、時代劇の第一線で亡くなるまで活躍し続けたスターです。

代表作は時代劇映画シリーズ「いれずみ判官」で、遠山金四郎を演じました。

18作品も制作され、人気を博しました。

また、時代劇だけではなく現代劇でも人気となり、金田一耕助を演じたこともあります。



片岡千恵蔵の晩年

片岡千恵蔵は、晩年になっても精力的に俳優として活動を続けていました。

演技には円熟味が加わり、主演から脇役まで幅広い役柄をこなしています。

紫綬褒章や勲四等旭日小綬章を受章するなど長年の功績も高く評価されました。

映画からテレビドラマに活躍の舞台を移し、様々な作品に出演します。

「軍兵衛生目安箱」では主演を務め、「大岡越前」では大岡忠孝役を演じています。

また、片岡千恵蔵は実業家としての一面もあり、日本映画界の中では指折りの資産家として知られていました。

日本各地に土地を購入し、マンション経営を行っていました。

ガソリンスタンドや飲食店の経営なども行っていたようです。

麻雀の店も開き、入り浸っていたというエピソードもあります。



片岡千恵蔵の死に様

片岡千恵蔵が亡くなったのは、1983年のことです。

前年に持病の腎臓病が悪化して入院していました。

その後、容体が悪化し腎不全のため亡くなります。

80歳でした。

片岡千恵蔵の死に様の信憑性

片岡千恵蔵が亡くなると、東映が大々的に社葬を行っています。

それまで東映の数々の作品に出演しており、東映の役員も務めていました。

その功績を称えるため、社葬を行ったのです。

ただし、片岡千恵蔵の葬儀を巡って、夫人とひと悶着あったといわれています。

夫人とは20年以上別居しており、別の女性が身の回りの世話をしていました。

片岡千恵蔵を看取ったのもその女性だったため、夫人が怒って自宅での葬儀は行わないと主張したのです。

それを説得したのが東映の社長でした。

自宅では密葬の形で葬儀を行い、東映の京都撮影所で葬儀と告別式を行っています。

夫人との間には、4男1女が生まれています。

息子や娘は子役として映画に出演しており、千恵蔵と共演したこともあります。

しかし、晩年になっても家庭円満とはいかなかったようです。

まとめ

片岡千恵蔵は晩年も俳優として活躍し、東映の役員をしたり事業経営なども行っていました。

腎不全により80歳で亡くなっています。

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