この記事では、グレゴリー・ペックの晩年や最期について紹介します。
グレゴリー・ペックとは?
グレゴリー・ペックとは米国出身の俳優で、ハリウッドでは一大スターとして活躍しました。
「ローマの休日」や「アラバマ物語」「大いなる西部」等、数々の名作映画に出演しています。
「ローマの休日」では、オードリー・ヘプバーン演じる王女と恋に落ちる新聞記者役を演じました。
主演した「アラバマ物語」では、アカデミー賞主演男優賞を受賞しています。
人種差別が色濃く残るアメリカで黒人青年を弁護する弁護士を演じました。
グレゴリー・ペックの晩年
グレゴリー・ペックは、ハリウッドでも正統派の二枚目といった俳優です。
若い頃には、知的な紳士といった役柄を演じていました。
しかし、晩年には役柄の幅が広がり、カルト的な役も演じるようになっています。
1976年に出演した「オーメン」は、オカルト映画の大作です。
1978年に出演した「ブラジルから来た少年」では、マッドサイエンティストの役を演じています。
オカルト映画のファンからも人気を集めました。
また、グレゴリー・ペックは、1996年に一度俳優を引退します。
しかし、2年後にはカムバックを果たし、テレビ映画作品の「モビー・ディック」に出演しました。
その後はテレビを中心に俳優として活動を続けています。
やはり、俳優という仕事が天職だったのでしょう。
また、晩年にはアカデミー協会の会長を始めとし、様々な映画団体の会長や理事を務めていました。
政治的な発言をすることも多く政治家になるのではないかと噂されたこともありますが、政界に進出することはありませんでした。
俳優としての仕事を全うすると周囲に語っていたようです。
グレゴリー・ペックの死に様
グレゴリー・ペックは、2003年に87歳で亡くなっています。
死因は老衰とされ、穏やかな死を迎えたようです。
2度の結婚歴がありますが、2番目の妻ヴェロニクとは40年以上亡くなるまで寄り添い続けました。
グレゴリー・ペックの死に様の信憑性
グレゴリー・ペックはロサンゼルスの自宅で、愛する妻ヴェロニクに看取られながら亡くなったといわれています。
老衰だったこともあり、とても穏やかな眠るような死でした。
まとめ
グレゴリー・ペックは晩年も俳優として活動し、カルト的な役にも挑戦しました。
そして87歳で愛する妻に見守られながら老衰によって亡くなっています。