エリザベス女王も大ファン。
イングランドの森光子「ジョーン・ヒクソン」の死に際とは?
この記事ではジョーン・ヒクソン晩年と死に際について解説していきます。
「ジョーン・ヒクソン」とは?簡単に説明
「アガサ・クリスティ」氏の推理小説における2大主人公といえば「エルキュール・ポアロ」と「ミス・マープル」こと「ジェーン・マープル」です。
このミス・マープル役を演じて、人気が高い女優がジョーン氏と言っていいでしょう。
1980年代に英国放送協会BBCで放送されたテレビドラマは原作に忠実であると人気を呼びました。
ジョーン氏はマープルがハマリ役になるも高齢なこともあり、クール単位での出演は不可能。
それもありシーズン2以降の作品は毎年クリスマス特番として放送されるほどの人気を呼んで定着しています。
「ジョーン・ヒクソン」の晩年
1977年の舞台劇『Bedroom Farce』のトニー賞で最優秀主演女優賞を受賞。
80年にはアガサ氏の別小説をもとにした『Why Didn’t They Ask Evans?』でリヴィングトン夫人を演じています。
その後BBCによるドラマ『Miss Marple』に出演しますが、スタートした1984年には既に78歳と高齢で米寿目前で懸念がなかった訳ではありません。
しかし結果的にマープル役はハマリ役となり、彼女の演技にも注目が集まりました。
82歳にして英国アカデミー賞BAFTAのテレビドラマ主演女優賞にノミネート。
翌年も続けてノミネートされるなど老いてなお輝きを放っていたと言っていいでしょう。
またこの時期には「エリザベス女王」から大英帝国勲章を授与される栄誉も授かっています。
「ジョーン・ヒクソン」の死に様
1998年10月17日、イングランド・エセックス郡コルチェスター市の市立総合病院にて逝去。
92歳没。
死因は脳卒中によるものでした。
「ジョーン・ヒクソン」の死に様の信憑性
1992年12月、第12作『左右にひび割れた鏡』を最後にマープル役を降板しています。
シリーズが人気のうちに役を降板する選択が正しいと発言していますが、それはマープル役を降板するだけのこと。
更なる挑戦を86歳にして選択、女優をやめる事はないと明かすほどに体調は良かったようです。
実際に翌年には映画『century』に出演し、ウィットウェザー夫人役を演じています。
しかしこれを最後に表舞台からは姿を消す事になりました。
既に87歳であり身体に不調は何処かしらあったのかもしれませんが、病気に罹患したとの情報は確認できませんでした。
そのため体力や体調以上に年齢的な問題で台詞が覚えるのが困難になった可能性も有り得るでしょう。
また脳卒中で倒れた以外の情報は入試困難でした。
まとめ
1998年10月17日、イングランド・エセックス郡コルチェスター市のコルチェスター市立総合病院で死去。
92歳没。
死因は脳卒中によるものだと伝えられています。
闘病生活などの情報がなく、亡くなるまでエセックス郡のワイブンホー村のローズレーンに住んでいた事が明らかになっています。
そのため亡くなる直前まで年齢なりに壮健な健康状態を保っていたと推測できるでしょう。
