トーマス・エジソンは、世界的にも有名なアメリカの発明家です。
トーマス・エジソンの晩年と最期について紹介します。
トーマス・エジソンとは?
トーマス・エジソンは、アメリカのオハイオ州に誕生しました。
好奇心の塊のような子供だったと言われています。
しかし、学校には馴染むことができずに自宅で勉強することとなり、母親が勉強を見ていました。
その際、強い関心を抱いたのが化学です。
その頃から発明をしていたといいます。
そして、蓄音機を発明して商品化すると、その発明は広く知られるようになりました。
自ら研究室を設立し、人材を集めて様々な発明を行って商品化しています。
トーマス・エジソンの晩年
メロンパーク研究室において、新たに生み出された発明品は1000以上にも上ります。
トーマス・エジソンには、その発明を商品化して発売する経営者としての一面もありました。
優秀な人材がメロンパーク研究室には集まっており、彼らをマネジメントしていたのもトーマス・エジソンです。
エジソンが発明したとされるものの中にはキネトグラフがありますが、これは実際はエジソンの部下であったウィリアム・ディックソンが発明したものでした。
自らの発明によって利益を上げることを追求しており、特許権を巡る訴訟なども数多く起こしています。
エジソンは発明したものの特許を数多く取得しており、ビジネスの面でも成功を収めています。
トーマス・エジソンの最期
トーマス・エジソンが亡くなったのは、84歳の時でした。
当時としてはとても長生きしたといえるでしょう。
トーマス・エジソンの晩年は糖尿病や高血圧、腎炎など様々な病気に悩まされたと言われています。
しかし、そういった病気を患っていたにも関わらず、天寿を全うすることができました。
トーマス・エジソンのポロポーズ
トーマス・エジソンは、2回結婚しています。
最初の妻メアリーとは3人の子どもをもうけますが、メアリーは29歳で亡くなってしまいます。
その後、再婚したのはミナという女性で、エジソンはミナにプロポーズした際にモールス信号を使ったといいます。
ミナの父親もエジソンと同じ発明家なので、そういったプロポーズもすんなり受け入れてもらえたのかもしれません。
ちなみにミナとエジソンは、20歳の年の差がありました。
トーマス・エジソンをめぐる逸話
偉大な化学者であったトーマス・エジソンですが、超自然的なものを信じていたともいわれています。
非常に合理的な思想の持主だったようですが、亡くなった後には来世があると信じていました。
そのため晩年には、死者と交信する研究なども行っています。
人間の魂はエネルギーで、宇宙のエネルギーの一部であるというのです。
まとめ
トーマス・エジソンは、蓄音機を始めとする様々な発明を世に送り出しました。
ただ発明しただけではなく、商品化して実際に使用することを目指したのです。
経営者としての一面もあり、84歳まで生きて天寿を全うしました。
