ホラー映画の都市伝説になった「ヘザー・オルーク」の死に際とは?
この記事ではヘザー・オルークの晩年と死に際について解説していきます。
「ヘザー・オルーク」とは?簡単に説明
オカルト映画に都市伝説は憑きものであり、出演者に不幸が生じた際には必ず起こるのが“○○の呪い”や“○○の祟り”だと言っていいでしょう。
「ヘザー・オルーク」嬢も若くして亡くなった事により、死後30年以上経過し、2020年代も半ばに突入しようとしている現在でも名前が語り継がれていく事になりました。
「ヘザー・オルーク」の晩年
1980年5歳の時にMGMのレストランで母親と姉と食事しているところを「スティーヴン・スピルバーグ」氏直々にスカウトされて女優への道を歩み始めています。
舞台がカリフォルニア州シミバレーであり、同州サンディエゴ在住の彼女には出演しやすい環境にあったのでしょう。
1982年『ポルターガイスト』の主役家族の次女「キャロル・アン・フリーリング」役を演じていました。
変哲もない一般家庭に起こる変異と最初に接触する役をこなしています。
86年には次作『ポルターガイスト2』に出演しますが実質的に彼女が本作は主役だと言っていいでしょう。
彼女の魂を巡って騒動が起こり、前作以上のポジションを務めています。
好調な興行成績に支えられ、第3部の制作も決定。
順調に女優としてのステップを刻んでいた彼女に突然のトラブルが生じます。
「ヘザー・オルーク」の死に様
1988年2月1日14時43分に搬送されたカリフォルニア州サンディエゴの小児病院で死去。
12歳没。
死因は当初はインフルエンザと発表されましたが、検視官により腸閉塞と感染性ショックによる死因に変更されています。
「ヘザー・オルーク」の死に様の信憑性
87年1月に風邪の様な症状が現れ、誰もが風邪と思っていたものクローン病が発覚。
難病に罹患しつつも薬物治療を行いながら、撮影に臨んでいたとされます。
また寛解期だったのでしょう、症状も安定しており、スタッフは病気だとは思っていなかったようです。
ところが88年1月31日の夜に容態が急変。
翌日は朝食どころか水分補給もできない状態に陥ってしまいました。
低体温症の症状が現れ、救急車の中で意識障害を起こすと心肺停止。
一端は回復したもの力尽きてしまいました。
82年の第1作公開後に姉を演じた「ドミニク・ダン」嬢、そして第2作公開後には彼女を狙っていたケイン牧師の「ジュリアン・ベック」氏、彼女を守ろうとしていた祈?師テイラーを演じた「ジュリアン・ベック」氏が亡くなっています。
役柄上、彼女は怪異に狙われていましたが、その縁のある人物が亡くなっているのがオカルト論をより強調する事になりました。
まとめ
2月1日14時43分、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴの緊急搬送された小児病院で死去。
12歳没。
当初は死因がインフルエンザとされていました。
検視官により否定され、腸閉塞と感染性ショックに変更されています。
1年前にクローン病を発症、寛解期だったようで症状は安定していたもの、亡くなる前日の夜に体調が急変。
朝には深刻な状況に陥っていたようです。
『ポルターガイスト2』で彼女を狙っていたケイン牧師と守る祈?師テイラー役の演者が共に死亡。
彼女も亡くなってしまったため、ポルターガイストは実在し本当に魂の輝きを狙われていたのではないかと囁かれています。
信憑性は当然ないのですが、世界各地で死後30年以上経過した現在も話題になるほどです。
