立花のおやじさん・ムラマツキャップ「小林昭二」の死に際とは?
この記事では小林昭二の晩年と散り際について解説していきます。
「小林昭二」とは?簡単に説明
日本の誇る2大ヒーロー『ウルトラマン』と『仮面ライダー』に大きく携わったことであまりに有名。
仮面ライダーでは立花藤兵衛役で1号ライダーからストロンガーまでの第一期昭和ライダー全てに携わりました。
ウルトラマンではムラマツキャップとして科学特捜隊を率いています。
これらの設定は後年に入ってから『とんねるずのみなさんのおかげです』の『仮面ノリダー』で流用されていくことになりました。
特撮以外では「黒部進」氏や「森次晃嗣」らと同様、善玉から一転時代劇の悪代官を多く演じたのを印象に残す方も多いはずです。
「小林昭二」の晩年
94年の『家なき子2』に出演。
同氏は大ヒットとなった第1作には登場していませんが、続編となった本作では重要な役回りを演じています。
『KinKi Kids』の「堂本光一」氏の役上の父親であり、独特の世界観をもった倒錯・狂気的な役回りを見事に演じきりました。
難しい役を演じた一方で日清食品のカップ麺『そばの乱・うどんの乱』において、「雛形あきこ」氏演じるギャル大将に振り回されて、ボロボロにされるコミカルなキャラクターも演じています。
迎えた96年は『ウルトラマン』放送開始30周年。
数々のイベントが企画されていましたが、そこに小林氏のムラマツキャップの姿はありませんでした。
「小林昭二」の死に様
1996年8月27日、神奈川県藤沢市にある昭和大学附属藤が丘病院で死去。
65歳没。
死因は肺癌によるものでした。
「小林昭二」の死に様の信憑性
2月にウルトラマン30周年のイベントで集まった時には全く肺癌である兆候は感じられなかったと「毒蝮三太夫」「二瓶正也」「桜井浩子」の諸氏は語っています。
また7月に入院する時に電話で直接話したフジ隊員の桜井氏も元気でただ入院するだけだと思っていたことが明かされています。
肺癌の発覚はわずか1ヶ月前の7月のことでした。
7月のはじめに咳が止まらなくなったため、18日に入院。
そして25日の検査結果で悲観的な末期の肺癌と判明しています。
悪性腫瘍と告知され、闘う気力を見せていた一方で末期癌なのは伏せられていました。
ムラマツキャップ、立花藤兵衛両役でしばしばパイプを咥えた姿は印象的。
しかし日常的に喫煙習慣があったかについては不明です。
まとめ
1996年8月27日、神奈川県藤沢市の昭和大学附属藤が丘病院で永眠しています。
65歳没。
死因は肺癌によるものでした。
7月はじめに咳が止まらなくなり病院を受診。
18日に入院すると25日に検査結果が出て末期肺癌だと判明しました。
本人に悪性腫瘍の告知はしたもの末期癌のことは伏せられていたと言います。
闘病に前向きな姿を見せていたもの27日に力尽きてしまいました。