この記事では、「しばたはつみ」の晩年や最期を分かりやすく説明します。
「しばたはつみ」とは?
しばたはつみとは東京都出身の歌手で、9歳の頃から米軍キャンプの将校クラブでで歌い始めました。
父はジャズピアニストの柴田泰で、母もヴォーカリストという音楽一家に生まれています。
ジャズオーケストラ「スマイリー小原とスカイライナーズ」の専属歌手となりました。
1974年に「合鍵」でレコードデビューすると、ジャズやソウル、ロックなど幅広いジャンルの曲を歌うようになります。
代表作は「マイ・ラグジュアリー・ナイト」です。
「しばたはつみ」の晩年
しばたはつみは晩年、歌手としての活動は行っていませんでした。
以前は銀座で毎月コンサートを開くなど歌手活動をしていましたが、体調が思わしくなかったため休止しています。
うつ病や更年期障害を患っていました。
また、2009年に乳がんが判明し、全摘手術を受けています。
退院しましたが、予防のための抗がん剤治療は続けていました。
その抗がん剤の副作用で、よく眠れないこともあったといいます。
ただし、歌手活動を諦めたわけではなく、歌手として復帰することを目指していました。
自宅の敷地内に録音スタジオの建設を進めていたといいます。
うつ病の状態も以前に比べると良くなっていました。
「しばたはつみ」の死に様
しばたはつみは、2010年3月27日に亡くなりました。
死因は急性心筋梗塞です。
浴室で亡くなっているところを家族が発見しています。
享年57でした。
「しばたはつみ」の死に様の信憑性
しばたはつみが亡くなっているのを発見したのは、同居していた父親でした。
前年には長くパートナー関係を続けていた細合正吾と結婚していましたが、その日は仕事のため留守にしていたといいます。
死因となった急性心筋梗塞は、血栓が生じて血管が詰まり血液が流れなくなる病気です。
血液が流れなくなることで栄養や酸素が十分に行きわたらず、心筋が壊死してしまうのです。
入浴中は血圧が急激に変動しやすいため、心筋梗塞になりやすいといわれています。
しかも、しばたはつみは抗がん剤治療の影響で、血圧が上がりやすい状態でした。
まとめ
しばたはつみは晩年、更年期障害やうつ病、乳がんなどを患い体調はあまりよくありませんでした。
しかし、歌手として復帰することを目指していたといいます。
そして57歳の時に心筋梗塞を起こし、亡くなっています。