プロレスが熱かった時代のスター選手「ロード・ウォリアー・ホーク」の散り際とは?
この記事ではロード・ウォリアー・ホークの晩年と散り際について解説します。
「ロード・ウォリアー・ホーク」とは?簡単に説明
「アントニオ猪木」「ジャイアント馬場」両氏の現役末期時代に活躍した『ロード・ウォリアーズ』は未知なる強豪として日本ファンに知られています。
「みのもけんた」氏による『プロレス・スターウォーズ』で劇中で猪木・馬場組の伝説のB・I砲と対戦。
彼らの日本初登場時にはロード・ウォリアーズブームが起きています。
パートナーは「アニマル・ウォーリアー」氏。
新日本プロレス来日時は「佐々木健介」を組み込んだ『ヘルレイザーズ』としても活躍しています。
「ロード・ウォリアー・ホーク」の晩年
全日本プロレスに初回来日時に馬場氏が単なるパワーファイターであり、プロレスができないことを酷評したのはあまりに有名な話。
その言葉に象徴される通り漫画ほどのインパクトは残せなかったといえるでしょう。
80年代はスーパースターだった米国マットでも最大手団体である『WWF』を99年4月に離脱。
以降はインディーズ団体を中心に活動するようになり、かつて全米を席巻したほどのムーブメントは残せませんでした。
日本でもそれは同様で新日本・全日本の両メジャー団体からは招聘されることはなくなり「橋本真也」氏の『ゼロワン』『長州力』氏の『WJ』に登場することになりました。
「ロード・ウォリアー・ホーク」の死に様
2003年10月19日にフロリダ州の自宅で死去、46歳でした。
死因は心臓発作によるもので自宅で就寝している最中に亡くなってしまいました。
「ロード・ウォリアー・ホーク」の死に様の信憑性
日本で発売されたのは2011年ですが『ロード・ウォリアーズ破滅と絶頂』でアニマル氏がその死について語っています。
二人は幼なじみなこともあり、破天荒なホーク氏が死にかけた事件が多々書かれています。
亡くなったのはフロリダ州のインディアンロックビーチに購入した自宅への引っ越し作業中。
引っ越し作業の途中で2時間だけ寝かせてほしいと夫人に告げると目を覚ますことはありませんでした。
2時間後に起こしに行った夫人に発見されています。
心臓病はこの時に突然生じた訳ではなく、かつてホテルで心臓停止したこともありました。
また試合後に倒れ、脱水症状から生じた心筋梗塞と診断された事もあったようです。
酒に加えて、プロレスラーの寿命を縮める要因である鎮痛剤、興奮剤、ドラッグ、ステロイドの濫用が原因として挙げられます。
アニマル氏は酒とドラッグと語っていますが、実のところこれらの複合要因で特定できないと言えるでしょう。
まとめ
2003年10月19日、アメリカのフロリダ州インディアンロックビーチに購入した新居への引っ越し作業中に事件は発生。
二時間だけ寝かせてくれと夫人に告げ昼寝を開始。
二時間経過後に起こしにいった夫人が息をしていないのに気づき、緊急搬送されるも蘇生することはありませんでした。
46歳没。
死因は心臓発作によるものでした。
以前から心臓トラブルがあったうえに先輩レスラーから早死にすると警告されたほどの生活習慣が重なったと言えます。
また酒、鎮痛剤、興奮剤、様々なドラッグ、ステロイドの大量摂取の副作用が心臓に負担をかけたのは間違いないと言えるでしょう。