この記事では、トニー・スコットの晩年や最期を分かりやすく説明します。
トニー・スコットとは?
トニー・スコットとはイギリス出身の映画監督で、トム・クルーズ主演の映画「トップガン」が有名です。
兄も映画監督のリドリースコットで、兄が運営するCM制作会社で数多くのCMを手掛けました。
その後、1983年に活動拠点をアメリカに移すと、映画「トップガン」を制作しトム・クルーズをスターに押し上げました。
「ビバリーヒルズ・コップ2」や「トゥルー・ロマンス」「エネミー・オブ・アメリカ」等で監督を務めています。
トニー・スコットの晩年
トニー・スコットは晩年、映画監督として活動していました。
2009年には「サブウェイ123激突」の監督を務めています。
この映画は小説「サブウェイ・パニック」を原作とした作品で、デンゼル・ワシントンが主演しました。
また、2010年には再びデンゼル・ワシントンと組み、映画「アンストッパブル」を制作しました。
この映画はオハイオ州で起きた暴走事故を題材にしています。
また、映画だけではなく「NUNBERS 天才数学者の事件ファイル」「や「グッド・ワイフ」などテレビドラマの制作にも携わりました。
トニー・スコットの死に様
トニー・スコットは2012年の8月に急死します。
カリフォルニア州にあるヴィンセント・トーマス橋から飛び降りて、自殺したのです。
享年68でした。
トニー・スコットの死に様の信憑性
トニー・スコットは、オフィスに遺書を残していました。
連絡先のリストも車の中から見つかったといいます。
遺書の内容は公表されなかったので、何が自殺の原因かははっきりしていません。
映画監督としてはキャリアは順調で、人気映画監督の仲間入りを果たした「トップガン」の続編の制作の話も進められていました。
主演のトム・クルーズとも会ったばかりだったといいます。
ただし、遺体からは抗うつ薬と睡眠薬が検出されたというので、うつ病を患っていた可能性はあります。
亡くなった直後に手術が不可能な脳腫瘍を患っていたという噂が流れましたが、妻がその話は否定しています。
身体的な病気を患っていたわけではないようです。
まとめ
トニー・スコットは映画監督としてキャリアを重ねており、「トップガン2」の制作の話も進んでいました。
ところが、ヴィンセント・トーマス橋から自ら飛び降りて亡くなってしまいます。
享年68でした。
