「松来未祐」の死に際とは?晩年や最期(死因)など分かりやすく解釈

「松来未祐」の死に際とは?日本の人物

81プロデュースに所属していた声優の松来未祐(まつきみゆ)は38歳と言う若さで亡くなっています。

今回は、「ふたりはプリキュア Splash☆Star」のチョッピや「ひだまりスケッチ」シリーズの吉野屋先生の声を務めていた彼女の死因に迫ります。

「松来未祐」とは?簡単に説明

昭和52年に広島県呉市で生まれた松来未祐こと松木美愛子(まつきみえこ)は、人気アニメの声優を務めていた人物で、歌手としても活動しています。

テレビゲームソフトの役で初めてのオーディションを受けた松来は、平成10年にPlayStation用のゲームソフト「御神楽少女探偵団」で声優デビューを飾り、その後、アニメ制作会社のケイエスエスが開催した新人オーディション企画に合格して、「あっぷ2(あっぷあっぷ)」というユニットのメンバーとして芸能活動を始めます。

また、同時期に「西五反田フォークキャンプ」のメンバーとして楽曲を発表し、その後も順調に複数のアニメレギュラーを獲得し続けていた松来でしたが、平成25年ごろから体調を崩すようになり、仕事の頻度を減らしながら療養生活を送るようになります。

そして平成23年10月27日、松来は入院先の病院にて悪性リンパ腫により38歳で亡くなっています。



「松来未祐」の死に様

平成27年10月27日、松来未祐は悪性リンパ腫により38歳と言う若さで永眠しています。

松来の死後、非常に症例が少なく難病指定もされていない難しい病気である慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)を罹患していたことが公表されており、彼女の両親は自身の愛娘を奪うことになったこの難しい病を早期に難病指定するよう訴えかけています。

入院中の抗がん剤治療などが功を奏し、彼女が死亡する2か月ほど前には、一旦退院することができましたが、退院した2週間後には容体が急激に悪化したことにより再入院しています。

この時期すでに末期の悪性リンパ腫を罹患していた松来は、同時期にくも膜下出血も併発してしまい緊急手術を受けています。

この手術は成功したものの、その後少しずつ言葉を発することさえ難しくなっていった松来は、入院先である東京都内の病院で死去しています。



「松来未祐」の死に様の信憑性

平成25年ごろから体調不良を訴え始めていた松来未祐は、深夜に40℃近い高熱に悩まされたりしながらも声優の仕事と並行して療養生活を送り始めていました。

その後、少しずつ首のリンパ節が腫れ始め、以前よりも各段に疲れやすくなってきていた松来は、この時期複数の病院で何度も精密検査を受診し、ガン検診も複数回受けていましたが、その際には異常を発見することができず、原因不明のまま時間だけが過ぎていくことになります。

自身の不調の原因が分からない状態のまま、闘病生活を送っていた松来でしたが、ある日咳が止まらなくなったことで呼吸困難に陥ってしまい、病院に搬送されると、急性肺炎と診断されます。

そのまま入院することになった松来は、出演する予定だったイベントなどを急遽キャンセルして本格的な療養生活に突入していきます。

3か月に渡って闘病生活を送っていた松来でしたが、最期は「いつか手記を出して同じ病気に苦しむ人の支えになりたい」と言う遺言を残して永眠しています。

「松来未祐」の小ネタ等

平成29年に放映された人気テレビ番組「ザ!世界仰天ニュース」「世界が知らない恐ろしい病スペシャル」にて、「病名が分からない苦しみと闘った女性」としてCAEBVを罹患した松来未祐の闘病生活が取り上げられています。

まとめ

「ふたりはプリキュア Splash☆Star」「ひだまりスケッチ」シリーズの声優を務め数多くのファンから愛されていた松来未祐は38歳と言う若さで亡くなっています。

慢性活動性EBウイルス感染症という大変な病に侵されながらも、若い世代や未来のために最期まで活動を続けていた彼女の功績は計り知れません。

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