「上島竜兵(うえしまりゅうへい)」とは?
上島竜兵の晩年とその死に様について信憑性も含め以下に詳しく解説します。
「上島竜兵」とは?簡単に説明
上島竜兵はお笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」のメンバーの一人です。
メンバーの中でも最も体を張っていじられるキャラを演じ、出川哲朗とともにリアクション芸人の代表格でもありました。
また、竜兵会なる売れない芸人のための飲み会グループのトップとして、昔から面倒を見ていたことでも有名です。
「上島竜兵」の晩年
「ダチョウ倶楽部」の結成は1985年のことです。
現メンバーである肥後克広、寺門ジモンと亡くなった上島竜兵に加え、当時メンバーだった南部虎禅の計4人でスタートしますが、1987年に南部が脱退し3人編成となって活動を続けます。
彼らは「聞いてないよぉ」や「訴えてやる」、「クルリンパ」など数多くのギャグやキス芸、熱々おでん芸などでお茶の間を楽しませ、その中でも大ボケ役の上島は「竜ちゃん」の愛称でたいへん人気がありました。
竜兵会による売れない若手芸人への面倒見もよく、この中から有吉弘行、土田晃之、劇団ひとりなどの売れっ子芸人を生んでいます。
「上島竜兵」の死に様
警視庁中野署によると、2022年5月11日午前0時頃、上島竜兵が東京都中野区の自宅で首を吊って意識の無い状態でいるのを妻でものまねタレントの広川ひかるが見つけ通報します。
上島は病院に救急搬送されますが同日0時53分、死亡が確認されます。
現場の状況からは上島が首吊り自殺を図ったものと見られています。
61歳という若さでした。
「上島竜兵」の死に様の信憑性
上島竜兵の死に様は、現場の状況や救急搬送され病院で死亡が確認されていること、その後の所属事務所である太田プロダクションのコメント発表などから信憑性は高いでしょう。
ただし、自殺だとしても遺書が残っておらず、原因が謎のままとなっています。
マスコミ報道や世間の噂では、「師匠と仰ぐ志村けんがコロナ禍で急死したことにる絶望感」「コロナ禍による収入減」「コロナ禍による持ち芸・持ちネタの制限」「うつ病説」「竜兵会の金づる説」などがまことしやかに囁かれていますが、いずれも信憑性の低い噂です。
まとめ
原因は分かりませんが、上島竜兵のようなあんな明るいキャラクターの芸人でも自ら死を選ぶといった最悪の選択をせざるを得ない心の闇というか、切羽詰まった悩みがあったのかと残念でしょうがありません。
61歳没というのはあまりにも早すぎる死です。
残った「ダチョウ倶楽部」の2人はこのまま活動を続けるということですので、上島竜兵の分まで頑張ってもらいたいものです。