「木内みどり」の死に際とは?晩年や最期(死因)など分かりやすく解釈

「木内みどり」の死に際とは?日本の人物

「木内みどり(きうちみどり)」とは?

木内みどりの晩年とその死に様について信憑性も含め以下に詳しく解説します。

「木内みどり」とは?簡単に説明

木内みどりは愛知県名古屋市出身の女優です。

よく似た名前に「木之内みどり」という女優がいてよく混同されますが、「木之内みどり」は北海道出身の元アイドル歌手・女優で、すでに引退し現在は俳優の竹中直人の奥さんです。

「木内みどり」は劇団出身の女優で、劇団四季研究所を経て、「王子とこじき」で初舞台を踏みます。

その後、映画、テレビドラマ、バラエティ番組にも多数出演するなど、お茶の間にも広く顔の知れた人気女優でした。

再婚相手がのちに西武百貨店社長となる水野誠一で、当時「玉の輿婚」と話題になっています。



「木内みどり」の晩年

木内みどりは女優業以外にもバンドを結成してパーカッションを担当したり、医療事故で父親を亡くしたことをきっかけに日本尊厳死協会に入会したり、東日本大震災をきっかけに脱原発に関する活動もするなど、多岐にわたる活動に従事していました。

亡くなる10日前の11月7日にハンガリー旅行から帰国したばかりで、来年70歳を迎えるにあたり、娘と70か国目になるトルコを旅行することを楽しみにしていたなど、晩年に至っても活動的な毎日をおくっていたようです。



「木内みどり」の死に様

木内みどりは2019年11月16日から仕事で広島市内を訪れていました。

仕事内容は広島原爆死没者追悼平和祈念館による企画展の日記朗読でした。

映画監督の塚本晋也が共演者で、16日は広島市内のスタジオで朗読の収録を行ない、17日は原爆ドームなどを訪れていました。

17日の収録終了後、懇親会に参加し飲んで語らい合い、散歩しながら宿泊先のホテルに帰っています。

しかし、その数時間後、木内は部屋で急性心臓死のため亡くなり、18日朝に発見されるのでした。

69歳でした。

木内は前日の17日まで元気で、その日はツイッターで録音スタジオでの仕事の様子や原爆ドームの写真などを投稿していました。

木内の訃報は同年11月21日に「木内みどりの小さなラジオ局」で伝えられました。

「木内みどり」の死に様の信憑性

死因となった急性心臓死は昔から「ぽっくり病」と言われている原因不明の突然死の一つです。

木内には生前、血圧が高いなどの持病は特になく、あまりにも突然のことだったことがうかがえます。

急性心臓死につながる不全の原因は50代以上に心筋梗塞が多く、動脈硬化は目立った症状がないことが多いため、気づきにくい病気です。

そのため、確証はないものの木内の場合もこの可能性が高いと思われます。

木内は知人の話によると、脂肪や塩分を控えた食事を心がけ、ウォーキングに励んだり、毎年夫婦で人間ドックも受けるなど健康には人一倍気にかけていたようです。

10年前には夫が心筋梗塞で倒れたこともあり、この病気の恐ろしさも認識していたと思いますが、未然に防げなかったようです。

まとめ

木内みどりは役柄として多い、さばさばした性格が素顔でも同じで、きっぷの良さで知られていました。

そんな開けっ広げな人柄が人気を博したのだと思います。

ふだんは元気だっただけに早すぎる死が残念です。

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