ブルースからロックへの再回帰を目前にして. . . 「ゲイリー・ムーア」の散り際とは?
この記事ではゲイリー・ムーアの晩年と散り際について解説していきます。
「ゲイリー・ムーア」とは?簡単に説明
偉大なギタリストとして現在でも名前が知られており、1980年代はハードロック、90年代に入るとブルースロックをメインとして音楽活動を続けています。
日本でブレイクした『ボンジョビ』や『クイーン』同様に日本で人気加速したミュージシャンの1人だと言ってもいいでしょう。
「本田美奈子」氏への楽曲提供をはじめ、B’zの「松本孝弘」氏がギター、女性ロッカー「浜田麻里」氏ボーカルでムーア氏作の楽曲を歌うなど、80年代は2年に1度のペースで来日。
その人気の高さが伺い知れます。
「ゲイリー・ムーア」の晩年
2008年9月に『Bad for you Baby』をリリース。
2010年には日本を含む極東地域へのツアーを敢行。
精力的な音楽活動を続けています。
今後の展望としては1980年代半ばからのロックミュージックを纏めたトラックにしていくことでした。
実際に2010年5月からのライブツアーでは長らく封印していた1980年代のロックを解禁。
ケトルロックを知らない新しいファンにも、かつてを知るファンの両者を喜ばせています。
そしてスタジオ収録を予定していた矢先の休暇先、スペインでトラブルに遭うことになりました。
「ゲイリー・ムーア」の死に様
2011年2月6日に休暇先のスペインのアンダルシア州マラガ県エステポナでリゾート休暇中に亡くなっています。
58歳没。
死因は心臓発作によるものでした。
「ゲイリー・ムーア」の死に様の信憑性
英国のタブロイド紙『The Sun』による当初の報道では吐瀉物を喉に詰まらせて、死亡したとされていました。
ムーア氏は酒豪で知られていたことも報道に拍車をかけました。
英国の高級紙は信憑性が裏付けされるまで報道されない事が多くなります。
一方で同紙はセンセーショナルなタイトルも多いですが、真実をスッパ抜くことも多く、芸能・スポーツ関連のニュースですとより精度はあがります。
このため国営放送BBCで死因が心臓発作だと明言されたニュースが流れるまでは吐瀉物による窒息死を信じていた人もいたそれなりの数いたと思われます。
実際心臓発作では嘔吐を伴う場合も多いため、フェイクニュースが流れた可能性が高いといえるでしょう。
まとめ
「ゲイリー・ムーア」氏は2011年2月6日に休暇中のスペイン、アンダルシア州のマラガ県のエステポナでバカンス中に亡くなっています。
58歳没。
死因は当初タブロイド紙が先行して報道。
飲酒により大量の吐瀉物を喉に詰まらせての窒息死とされていました。
後に英国国営放送のBBCにより心臓発作と発表されています。
休暇後には10年夏のヨーロッパフェスティバルツアーで提供した1980年代半ばから後半にかけての作品群をスタジオ収録してアルバムとしてリリースする予定でした。