元祖バイリンギャル、キャリアウーマンタレント代表格のはしり山口美江の晩年と最期とは?この記事では山口美江の晩年と最期に迫ります。
「山口美江」とは?簡単に説明
80年代後半から90年代序盤にかけて、お笑いBIG3ビートたけし・明石家さんま・タモリや大橋巨泉、関口宏、所ジョージ。
これら大御所タレントの傍らで華を添えた代表格の女性タレントが山口美江だと言っていいでしょう。
元祖バイリンガルで知的な雰囲気を醸し出す彼女を慌てさせ、喜ぶ大御所の姿を覚えている方は多いことでしょう。
また現在に至る長寿番組の1つ『鉄腕DASH』の初期進行役を務めてもいました。
またブレイクのきっかけがフジッコのしば漬けのCMからでも有名でしょう。
しかし90年代半ばに突如テレビ番組で彼女の姿を見かけることはなくなりました。
「山口美江」の晩年
1996年に引退後は横浜で雑貨店を営むとともに、重度のアルツハイマーに苦しむ父親の面倒を見ていました。
その後2006年に父親が亡くなったあとは、介護の体験に基づいての講演活動や『女ひとりで親を看取る』を出版するなど執筆活動、トークショーなどを行う傍らで2011年には雑貨店を店終いしています。
テレビ番組への出演はほぼ皆無。
亡くなる直前に懐かしの芸能人の今を探る『爆報! THE フライデー』に登場した程度だと言えるでしょう。
「山口美江」の死に様
2012年3月8日午前に連絡が取れないことを不審に思ったいとこの女性が自宅を訪ねると彼女がリビングで倒れているのを発見しました。
通報、緊急搬送されるも既に息絶えており、警察の調べでは死後数日が経過。
飼い主の異変を感じた愛犬のポメラニアンとパグが彼女の周りを回っていたと報道されています。
「山口美江」の死に様の信憑性
事務所関係者によると彼女が話していたのは、2012年に入り動悸や目眩などの諸症状に悩まされていたことが明らかにされています。
そしてその症状は2月から悪化。
そのため通院生活を強いられていたものの本人は女性の更年期障害だと感じていたようです。
体調不安を現実味に捉えていたかはわかりません。
しかし毎日商店街に足を運び、数日自分が訪れないようだったら、気にかけてほしいと冗談まじりに話していたようです。
最期に目撃されたのは7日の夕刻、17時30分過ぎ。
愛犬を連れて散歩をしている姿が確認されていること、犬が元気だったことから、実際には倒れてから数時間だったと思われます。
まとめ
山口美江は2012年3月7日の18時から3月8日の午前中までの間に亡くなっています。
51歳のことでした。
年が変わってから目眩や動悸などの諸症状に悩まされ、1ヶ月前から悪化していたことがわかっています。
死因は心不全ですが、詳しいことは公表されていません。
生前彼女は父親のように苦しまずポックリ逝くのが理想であると語っています。
また講演では孤独死にテーマにしてもいます。
図らずも孤独死、突然死で人生を終えてしまったのは皮肉だと言うしかありません。
