この記事では、加藤剛の晩年や最期を分かりやすく説明します。
加藤剛とは?
加藤剛とは、時代劇「大岡越前」で知られる俳優です。
大学生の時に俳優座の養成所に入所し、テレビドラマ「人間の条件」に出演しました。
正当派の二枚目としてたちまち人気俳優となり、テレビドラマや映画、舞台と幅広く活躍しています。
代表作は1970年から30年以上にわたって放送された時代劇「大岡越前」で、江戸時代に実在した南町奉行・大岡忠相を演じています。
また、NHKの大河ドラマ「風と雲と虹と」では主人公の平将門を演じました。
加藤剛の晩年
加藤剛というと時代劇のイメージが強いですが、晩年には近現代史ドラマにも出演しています。
「命のビザ」や「そして戦争が終わった」「坂の上の雲」などが挙げられます。
「坂の上の雲」はNHKで放送された特別番組で、大型プロジェクトの一環として制作されました。
加藤剛は伊藤博文役で出演しています。
また、長年出演してきた「大岡越前」ですが、2006年に最終回のスペシャル版が放送されました。
この作品で、加藤剛は息子である俳優の夏原諒と加藤頼と共演を果たしています。
加藤剛の妻で夏原諒と加藤頼の母親である伊藤牧子は女優で、大学時代の演劇サークルで知り合っています。
加藤剛は誠実な役柄を演じることが多くありましたが、プライベートでも声を荒らげることはない実直な人だったといいます。
息子である夏原諒は、父のことを大岡越前そのものだったと語っています。
加藤剛の死に様
加藤剛が亡くなったのは、2018年6月18日でした。
胆のうがんのために都内の病院に入院していましたが、容体が悪化して家族に看取られながら亡くなりました。
享年80です。
加藤剛の死に様の信憑性
加藤剛が死因となった胆のうがんと診断されたのは、亡くなる3カ月前のことでした。
体調を崩して病院に行ったところ、胆のうがんと分かったのです。
告知されてからも本人は前向きに考えており、役者として復帰することを願っていたようです。
病床でも芝居の話をしていたといわれており、亡くなるまで俳優一筋の人生だったことが分かります。
亡くなった日の直前まで、家族とは会話ができていました。
まとめ
加藤剛は晩年も俳優として活動しており、時代劇以外のテレビドラマや映画にも出演していました。
しかし、胆のうがんを患い、家族に看取られながら亡くなります。
享年80でした。
