この記事では、植木等の晩年や最期について紹介します。
植木等とは?
植木等とは、俳優やタレント、歌手、コメディアンなどエンターテインメントの世界でマルチに活躍した人物です。
ジャズバンドのクレイジーキャッツのメンバーでもあります。
テレビ番組「シャボン玉ホリデーに出演し、「お呼びでない?こりゃまた失礼いたしました」というギャグで一世を風靡しました。
映画「無責任男」シリーズでは明るい笑いを提供し、無責任男が植木等の代名詞となります。
スーダラ節やドント節といったヒット曲もあります。
植木等の晩年
植木等は晩年、俳優としての活動を中心に行っていました。
1986年に公開された映画「新・喜びも悲しみも幾歳月」では、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を始めとし数々の賞を受賞しています。
演技派俳優としての地位を不動のものにしていました。
1989年から1998年までは、「名古屋嫁入り物語」に主演しています。
10作品が制作された人気シリーズで、名古屋の結婚式をテーマに人間模様をコミカルに描いた作品です。
それからコンサートツアーを開催したり、トークバラエティ番組に出演するなど精力的に芸能活動を行っています。
ただし、晩年は体調不良に悩まされることが多く、肺気腫を患っていました。
植木等の死に様
植木等が肺気腫を患うようになったのは1997年頃からで、その影響により声が出しにくくなってしまいます。
肺気腫の症状は徐々に悪化し、酸素ボンベが必要になりました。
体力が低下したこともあって、舞台での活動もできなくなっていきます。
そして、公の場に出たのは盟友であった青島幸雄の葬儀が最後となりました。
酸素ボンベをつけ、車椅子で参列しています。
その翌年、肺気腫が悪化したため入院し、呼吸不全のため亡くなりました。
享年80です。
植木等の死に様の信憑性
植木等の死因は肺気腫による呼吸不全で、10年程前から肺気腫を患っていたといいます。
本人は亡くなることを予感していたのか、家族に延命治療はしないようにと告げていました。
無責任男といわれていますがとても真面目な性格の人物だったようです。
お酒は飲みませんでしたが喫煙者だったので、それが肺気腫につながったと考えられます。
まとめ
植木等は晩年は俳優として活躍しますが、肺気腫を患い体調が思わしくないことも多くありました。
そして、80歳で肺気腫による呼吸不全で亡くなります。
