この記事では、「桂歌丸」の晩年や最期について分かりやすく解説していきます。
「桂歌丸(かつら うたまる)」とは?簡単に説明
「桂歌丸」は日本の落語家です。
中学校時代に聴いた5代目春風亭柳昇の落語に魅せられ、落語家への道を志すことになります。
その後、移籍や破門、セールスマンへの転職を経て、再び落語界への復帰を果たしました。
演芸番組「笑点」では前身番組の頃より出演し、2006年に司会を勇退した5代目圓楽に代わって、笑点5代目司会者へと就任します。
「桂歌丸」の晩年と最期
2009年に肺気腫による感染憎悪が原因で入院し、慢性閉塞性肺疾患の診断を受けました。
そして、2014年にその慢性閉塞性肺疾患の症状が悪化で再入院し、退院後に復帰を果たします。
このとき引退する考えが頭をよぎったものの、妻から自分が落語を辞めたら張り合いがなくなるとの説得を受け、現役継続を決心したと後に語っています。
その後も別の病気で入院、退院をしますが、高座や生番組の出演をこなし、2016年5月の「笑点」放送開始50周年を機に司会者を勇退することを発表、同番組初となる終身名誉司会へと就任するのでした。
さらに同月には文化庁により文部科学省大臣より表彰状が送られました。
2018年4月に肺炎の重篤化により入院することになります。
入院当初は会話もできず、一時危篤状態にまで陥りますが、その後、持ち直し、6月には会話ができるまでに回復したそうです。
しかし、7月1日に言葉が出なくなり、翌日の2018年7月2日11時43分、慢性閉塞性肺疾患により81歳で息を引き取りました。
「桂歌丸」の死に様の信憑性
2018年7月9日と10日に家族葬が、11日に合同の告別式が執り行われ、葬儀の様子はインターネットのライブ配信で中継されました。
ちなみに、死の前日である2018年7月1日放送回(2018年4月7日収録分)の「もう笑点」が「桂歌丸」生前最後のテレビ出演となります。
ヘビースモーカーだった「桂歌丸」
「桂歌丸」は1日に50本ものタバコを吸うヘビースモーカーでした。
67歳のときに、医師からは禁煙しなければ命にかかわると言われましたが、本人はその後も喫煙を6年続けたそうです。
まとめ
「桂歌丸」は日本の落語家であり、演芸番組「笑点」の大喜利メンバーや司会者を務めていたことでも知られています。
晩年は病気による入院と退院を繰り返しますが、精力的に公演や番組出演をこなしました。
そして、2018年4月に肺炎の重篤化により、入院、同年7月2日に慢性閉塞性肺疾患が原因で逝去します。
享年81歳でした。